リッツカールトン沖縄宿泊レビュー(星野リゾートと比較して)
Go Toトラベルキャンペーンを利用してリッツ沖縄に宿泊。その直前に同じく高級ホテルである星野リゾートに宿泊したことから比較も含めて今回の宿泊をレビューしていきたいと考えている。
チェックイン
リゾートホテルが林立している名護市の南部に位置している。近くにはブセナテラスやマリオットなどがあるが、海沿いの道からブセナテラスの看板がある交差点を右折してしばらく行くと右手にマリオット、左手にリッツがある。到着時は暗かったのでかなり入り口が分かりにくかった。駐車場に止めて、フロントへ。フロントマンが荷物を持ちチェックインカウンターへと案内され、チェックイン。この時館内の一通りの説明を受け地域限定クーポンを受け取り、部屋へ案内される、部屋の説明を一通り受けてチェックイン完了。この時マリオットクラブのBoNVoYの説明と登録をチェックアウトまでにしておいてくれるのがありがたかった。
駐車場の入り口に入ると係りの者から館内に無線が飛び、玄関でお出迎え、そのまま館内の案内をしながら部屋でチェックイン。滞りの無さと特別感があった。リッツはどこに駐車していいかわからないなど導線は少し不親切であった。
客室
ベッドやソファといった部分は基本的だが綺麗。部屋で特筆すべき点は水回りで、大きな窓からゴルフ場と海が見えるバスタブと、シャワーが別でついていること。また、バーセットのようなグラスが充実しており晩酌を楽しめる。ベッドメイキング後にはちんすこうが用意されているのもよいポイント。夜はゴルフ場と海なので景色は全く見えない。昼間は緑と青が映えていてよい景観である。照明が暗くて夜は部屋が全体的に暗くなってしまうのが残念だった。
アメニティ
一通りのモノがそろっている。加えて、プールパーカー、ビーチサンダル、エコバックなど、プールで利用できるグッズが多くあった。一方で、化粧水や乳液といったものは少なく、剃刀が一つしかないというのは少し不便であるとも感じた。
化粧水、乳液など洗面台周りのアメニティは充実していた。温泉宿なので部屋の風呂に特にこだわりはないようだった。いわゆるソファやテーブルはないが、特製のソファがあり特に不便はなかった。夜はこちらも川と森なのでまったく何も見えない。テラスに出られないこともないが、出る場所でもないのでテラスでまったりできるという面ではリッツの方が上手。
館内設備
屋外プール
リッツ沖縄の館内設備は非常に充実していたといえる。屋外プールは10月末、日没まで利用可能で更衣室やシャワーも完備されている。飲み物を頼んだりバスタオルを貸してくれたりするのでここでの接客は良かった。10月末ということでプールは寒かったが数週間前までは温かかったとのこと。プールの隣にはライブラリ―があり、本や漫画、飲料水の用意がされている。
屋内プール
屋内プール、スパ、その他温浴施設は別の建物にまとまっている。私が滞在した際にはスパ機能と屋内プール機能を利用することができず欲求不満ではあったが、予約制のヒートエクスペリエンスの利用でサウナや岩盤浴を楽しむことができたのは良かった。特に初体験となる岩盤浴は満足感があった。この施設には24時間利用できるジムも備えられており一通りの筋トレ器具と、ルームランナーやバイクが完備されている。個人的にはありがたかった。夜この施設を利用する場合、木道が暗くて少し歩きにくさは覚えた。
食事
リッツでの食事はお昼のアフタヌーンティーサービス。夜のルームサービスを利用。コロナで仕方がないとは言え、当日16時ごろの連絡でホテル内のすべてのレストランがすべて予約でいっぱいという状況であった。他のホテルへ行くのも面倒だということでやむを得なくルームサービスを利用。沖縄伝統の食事を楽しむことができた。味も量も申し分がないクオリティではあったが、高額な料金であることを考えると、それほどの感動は得られなかったとも言える。
星野リゾートにおける食事体験は非常に満足のいくものであった。接客。半個室の会場、料理の特別感とクオリティに至るまで満足感があった。
アフタヌーンティーに関しては、こちらも秋の味覚をふんだんに使った満足のいくものであった。窓側の席からはゴルフ場や海を望むことができ、景色を楽しみながらティータイムを楽しんだ。ただ、紅茶のお代わりができるのかよくわからなかったのだが、スイーツが運ばれてきた後のサービスは特になかったのは残念だった。ANAコンチネンタルホテルで一杯ごとに紅茶のお代わりができたのとサービスもより丁寧であったと感じた。
接客
個人的な意見としてリッツカールトンに接客が取り立てて良かったという印象は抱かなかった。特に悪いという印象もなかったのだが、国内有数のリゾートホテルということで期待値が高すぎたのかもしれない。その点星野リゾートの接客は素晴らしかったと言える。チェックインのスムーズさや,些細な一言,予約対応,食事中の所作振る舞いに至るまで心地いいなと感じた。
内装、外観
リッツカールトン沖縄は内装,外観ともに高級リゾートの名に恥じない美しさがあった。特に館内の至る所に見られる内池がリゾート気分を高める上に,エントランスの天井の高さと装飾の類,三味線の生演奏も快適であった。
星野リゾート川治の外観は一見するとただの温泉宿で期待値を下回った。だが,入り口から内装にかけてはリゾート気分を味わえる造りとなっており,内部に地域の伝統工芸を体験できるコーナーがあったり水車があったりと内装は申し分ないと言える。
チェックアウト
滞りなく、チェックアウトできた。会計時にBoNVoYの割引が適用され、地域限定クーポンの利用もできた。星野リゾートもこの点は同様であった。両方、このご時世なのもあってカウンターにいる人が少なかったと感じる。
まとめ
今回はリッツカールトン沖縄に泊まった感想を赤裸々に述べてきた。コロナウイルスの影響や悪運も重なって、リゾート生活を100%満喫できたとは言い難かった。また、期待値を上回らない部分もあった。とはいえ、沖縄旅行がこのリゾート宿泊によって特別なものになったことは言うまでもなく、リピートしたいと思わせる大きな魅力があった。
一方で星野リゾートにおけるリゾート体験の素晴らしさもまた浮き彫りになったといえる。両施設とも高額の宿泊料を払ってでも泊まりたいと思わせる魅力があった宿泊にあたっては今回の感想を参考にしていただければと思う。
コメント