No.4 漫才か否かという話

小言

 

 少し前の話になってしまうがM1にて優勝したマジカルラブリーの題目が漫才なのか否かという論争が起こった。これについて私が思った事について述べたい。

 「そもそも漫才とは何か」という論法が多くのお笑い芸人や有識者から飛び交っていた印象がある。個人的にはその定義付けには殆ど関心がなかった。漫才コントというものもあるくらいだし,漫才の範囲に関しては決勝に行った時点で満たしていると考えて良いだろう。

 では何故、これ程論争が起こったのか。おそらく漫才でないと言っている人たちはマジカルラブリーの演目で笑えなかった人たちであろう。有無を言わさぬ面白さで有ればこれ程漫才か否かという話にはなっていないと私は考えている。結局、面白くない題目を見て、「面白くない」と発信するのが忍びないと感じ表現を濁した結果が「あれは漫才でない」という発言だったのではなかろうか。

 漫才には好みがあって然るべきである。その中でこうした論争が起こったのは、昨年のM1は万人受けしなかったという事実だと私は思っている。

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小言

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