今回は島根観光に関してです。山陰というと国内旅行をしようとなって、真っ先に思い浮かぶような地域ではないかもしれませんが、島根は隠れた観光とがたくさんあって非常に満足した旅になりました。
島根観光の魅力や費用、プランニングの一助になれば幸いです。
備考
歩く機会が多かったため、歩きやすい靴は必須であった。また田舎であるため、現金を多めに用意した。2月末ということでそれなりに寒かったが、コートがあれば耐えられないほどではない。
プラン
1日目10:15羽田空港発―12:00出雲空港着
13:00出雲大社前着昼食
13:30~18:00出雲大社観光+日御碕観光
21:00松江到着、宿泊
2日目9:00~11:00松江から石見銀山へ移動
11:00~16:00石見銀山観光、昼食
18:00出雲で夕食後、雲州平田のホテルで宿泊
3日目9:00松江城に立ち寄る
10:30八重垣神社参拝
13:30足立美術館見学
16:00玉造温泉で入浴
19:25出雲発―21:00羽田着
費用
フリーツアー飛行機+ホテル 約27000円
交通費 9540円
食費 5000円強
観光費(足立美術館+入浴+石見銀山)3670円
計5万円弱
※正確な額を算出できなかったのですが、込々で5万円以内に収まったという印象でした。山陰本線とそのほかの電車で値段が大幅に違うので注意が必要です。
場合によってはレンタカーを借りたほうが交通費を安く済ませると感じました。
観光の流れ
1日目 12:00出雲縁結び空港着
行きの飛行機で綺麗に富士山が見られました。
13:00出雲大社前着昼食
空港―正門前900円 出雲空港からバスで1時間ほどで出雲大社の前に到着です。お昼時を回ってしまったので急いで昼食です。せっかく出雲に来たので出雲そばをいただきたく、そばをいただきます。
200年以上続く出雲そばで日本最古の店ということでした。おいしかったです。リーズナブルな価格で本格的なおそばを楽しめます。この辺には蕎麦屋が多いのでどの店に入るかは迷いどころ。あまりに大通りに面していると結構混んでいます。
出雲大社の参拝は「2礼4拍手1礼」と他の神社とは違うので注意。
大しめ縄が本殿から離れているためなかなか見つかりませんでした。結局見つかったのですが改修中でした。残念です。
日御碕観光
出雲大社―日御碕(往復)1020円
真っ白な灯台が印象的でした。夕方だったのでのぼることはできませんでした。
夕日がめちゃくちゃ綺麗でした。海に夕日の光の道が現れていました。灯台にのぼることはできませんがこの時間帯はかなりおすすめです。
ただ日が暮れてから、出雲大社に戻ると交通機関があまり動いていていないので注意です。実際戻ってみると辺りは真っ暗で、バスではなく近くの電車の駅から松江の方面に向かうことになりました。
出雲大社ー松江しんじ湖温泉820円
2日目11:00~16:00石見銀山観光、昼食
往路:松江ー太田市(山陰本線)片道1170円 太田市―大森(バス往復)1260円
観光:龍源寺間歩410円
間歩とは鉱山の堀口のことで山道にいくつも間歩の跡がありました。(埋まってしまっていました)龍源寺間歩は石見銀山で唯一常時公開されています。見学できる箇所よりさらに奥に続いているのです。見どころは正直いまいちですが、出口にいた職員のおじさんが親切にいろいろ教えてくださったのは勉強になりました。
羅漢寺500円
五百羅漢とも呼ばれ、左右の石窟に250体ずつの羅漢像が安置されています。像の数に圧倒されました。より正直なことをいえば、時間とお金を節約したいなら寄らなくても後悔はないでしょう。
石見銀山資料館550円
石見銀山でどのような採掘がされていたのか、銀を生成していたのかという技術から、発展の歴史まで幅広く学ぶことができました。この世界遺産は銀山とそれによって発展した街がひとまとまりとなっています。歴史を学ぶという意味では必要な施設。我々は、バスの時間までの暇つぶしといった感じ。どうしても、地味な展示になってしまうので好みはわかれるでしょう。
間歩まではかなり山道を歩きました。レンタサイクルもあるみたいでした。
銀山によって発展した街並みも非常に美しかったです。
復路:太田市ー出雲590円 出雲―雲州平田420円
3日目9:00松江城に立ち寄る
雲州平田―松江しんじ湖温泉(一畑電車) 680円+徒歩
松江城は日本で現存する12天守閣の一つで立派です。しかし、城のふもとであった地元の方にのぼっても大したことないといわれ、時間がないこともあり、天守にのぼることなく通過です。
10:30八重垣神社参拝
松江城ー八重垣神社-松江駅500円(バス往復) おみくじ和紙100円
八重垣神社は縁占いで有名なスポットです。和紙に硬貨を乗せて池に浮かべ、それが沈むまでの距離と時間で恋愛運を占うことができます。
池の岸近くで沈めば良縁が近くにあり、遠くで沈めば遠方に縁があるそうです。また15分以内に沈めば縁は早く結ばれ、30分以上かかれば縁を結ぶのに時間がかかるといわれています。私は26分近場。なんとも言えない中途半端な結果でした。
13:30足立美術館見学
松江―安来420円+無料送迎バス 入館料1800円(大学生)
足立美術館は2003年から17年連続で庭園ランキング日本一に選ばれている美術館です。庭園をまるで絵画のように鑑賞することができ、遠くに見える山までも景観に取り込んでいます。庭園だけでなく絵画も展示されています。
まるで絵画の様だが、ただの窓である。
四季折々の景観が楽しめるとのことで、他の季節にも訪れたい。
16:00玉造温泉で入浴し空港へ
安来―玉造温泉駅510円+徒歩 入浴料410円
玉造温泉の玉造温泉ゆーゆにて入浴を楽しみました。他のホテルの日帰り温泉と違いかなりリーズナブルに入浴できました。
玉造温泉―松江200円 松江ー出雲空港1050円
考察
今回は島根の主要な観光地に行きたいという希望により、島根中を移動しまわっていたためかなり移動の時間が長かった。また、最終日は行きたい場所が多かったこともあり、一つの場所あたりの観光時間がかなり短かった。この点は改善の価値がありました。
また、田舎で交通網が発達していないので、一回バスや電車を逃すとかなり待つことがある。そのため、交通機関の時間を考えてプランニングする必要があるだろうと感じました。
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