ベルギー ブリュッセル&ブルージュ
ブリュッセルにも立ち寄ったのですが、グランプラス周辺を少しだけ。基本的にはブルージュをメインに観光しました。ブルージュはなんと3つの世界遺産を掛け持ちしている地域です。中世の美しい街並み。数々の個性的な尖塔や鐘楼。赤い屋根の家々。チョコレートの香り。張り巡らされた運河。とその美しさから「屋根のない美術館」と称されています。ブリュッセルから1時間弱で行ける上、街も小さいので日帰り観光かを楽しめますよ‼︎
目安として、私は朝9時前に観光を開始してかなりグダグダ歩きながらも、お昼ごろには十分観光しつくしました。ブルージュ聖母教会とメムリンク美術館は観光しませんでしたが、観光する予定でも半日あれば十分観光しきれるでしょう。
観光のポイント
観光地であり観光客が多い。治安は全く心配がなかった。9月だったが、暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候。20:00を過ぎると暗くなる。何故かクレジットカードが不調に陥る機会が多く現金で支払わされる機会があったので、現金を用意しておくとよいかと思う。
ブルージュは石畳のためヒール等での観光は難しいと感じられた。また個人的にはブリュッセルの中央駅が見つかりにくかったので注意は必要である。
費用
交通費 €76.10(アムステルダム→ブルージュ)
宿泊費 €23
食費 €48(2食+α)
観光費 クルーズ€8、鐘楼€10
計 20,700円
観光ルート
18:30ブリュッセル中央駅に到着
19:00グランプラス周辺観光
21:00ブルージュ到着、夕食後宿泊
翌日8:00朝食後、ブルージュ観光開始
9:30ベギン会修道院
10:30クルーズ乗船
11:30ブルグ広場
12:00マルクト広場鐘楼
13:30昼食
観光の流れ
18:30ブリュッセル東駅に到着
ブリュッセルは中央駅、東駅、西駅がそれぞれあるのですが、ユーロスターが止まるのが東駅でした。東駅からもブルージュへは向かえるのですが、私はグランプラスを一目見ようと歩きました。正直、この国は首都ブリュッセルもさびれた印象があり、あまり裕福ではないのだろうかと感じました。
19:00グランプラス周辺観光
グランプラスはさすがに立派な広場だと感じました。有名な小便小僧が思いのほか小さかったのには驚きでした。
ブリュッセル中央駅が近くにあるはずだったのですが、これがなかなか入り口が見つからずに苦戦しました。地下のような階段を下りていく必要があったのですがわかりにくかったです。
21:00ブルージュ到着、夕食後宿泊
到着したころにはさすがに暗くなっていました。夜も特に治安に心配することなく歩けました。
マルクト広場の夜の様子。
翌日8:00朝食後、ブルージュ観光開始
宿泊先のホステルで朝食を澄ませて早めに出発。マルクト広場よりもさらに先で駅から25分ほどの宿だったが、朝の散歩がてら一旦駅前に移動。多くのサイトの観光ルートが駅スタートだったことに起因する。朝だからか人が少なく、静かに景観を楽しめたので良かった。
カラフルな建物がたくさんある。町中に張り巡らされている小川と相まってかなり好みの雰囲気。
町中にチョコレート屋さんがある。あちこちからチョコレートの香りがしているのが最高である。マルクト広場の近くにはゴディバもあり、限定メニューがあるそうなので、試してみるとよいかも。
街のどこにいても目にはいるひときわ高い建物は聖母教会です。高さ122メートルの塔を持っています。中を見学することもできますし、周囲の庭園のようなところを散策することもできるようになっていました。
9:30愛の湖公園&ベギン会修道院
駅の近くに位置するこちらの観光スポット。多くの白鳥がいる優雅な雰囲気の公園で大きな池があるのが特徴的です。ベギン会修道院は世界遺産に登録されており、夫を戦地に送り出した妻たちが暮らした修道院であります。
至近距離で白鳥の撮影に成功。あたりの芝生には白鳥の羽が落ちていて真っ白でした。清掃のおじさんが大変そうでした。
遠くに聖母教会の塔が見えていますね。撮影した橋の上でキスをすると永遠の恋が約束されるいう噂もあるそうです。
ベギン会修道院です。奥の白い建物が女たちが暮らした建物。かなり静かな雰囲気でした。
10:30クルーズ乗船
クルーズの乗船口は街の中に5か所あります。正直どこから乗っても変わりません。クルーズの所要時間は30分で英語やフランス語でのガイドがあります。
特筆するような建物が多いわけではないのですが、ギザギザ屋根でカラフルな建物一つ一つが魅力的で飽きずに見ていられます。
先ほどの愛の湖公園にも船は走ります。
かなり低い橋をくぐることもありスリリングな体験になります。低い橋は検問の役割があるのです。
11:30ブルグ広場
ブルグ広場には公文書館、聖血礼拝堂、市庁舎が立ち並びます。
こちらはブルージュ市庁舎。なんと14世紀に建てられたそう。
こちらは旧文書館(旧裁判所)
広場の中でひときわ小さいこの建物が聖血礼拝堂。ちょうど聖遺物がみられるという時間だったので見ていくことに。聖遺物って何かと思ったら、キリスト教の血のことでした。皆並んで十字を切っていました。私は作法が分からなかったのでただ傍観していました。
中は薄暗くて非常に神秘的、ステンドグラスから差し込むわずかな光による幻想的な雰囲気が楽しめます。
12:00マルクト広場鐘楼
マルクト広場の鐘楼は15分ごとに鐘で時間を知らせてくれる、ひときわ目立つ塔になっています。実はのぼることができ、ブルージュを高所から見渡せる非常に見晴らしのいいスポットです。
鐘楼は一度に入れる人数が決まっているので一人出たら、他の人がはいれるシステムである。かなり回転率は悪く感じた。待っている間にやたら切り絵を売り込んでくる人もいたがしつこくはなかった。
366段の階段を上ると頂上に到達。こんなにもすべての屋根が赤いことに驚愕。今回は曇っていたが、晴れて居たらなおよかったことだろう。真横で鐘が鳴りだすと空気が振動する。
こちらがマルクト広場の全貌、鐘楼を上る途中の小窓から撮影した。ブルージュの中心的広場だけあってかなり人が集まっている。
広場には馬車が用意されている。石畳なので、馬の蹄の音がよく響く、少し値段が張るため私は乗らなかったが、思い出としてはありだと思いました。
食事
ブルージュではかなり食事を楽しめたと思います。
Bistro Den Huzaar
まずはウサギ肉。ベルギーはジビエが有名ということで、ウサギに初チャレンジ。骨付きで、巨峰と一緒に煮込んでいる料理(€26)。写真では写真のお肉が3つ鍋に入っています。他の肉に似ていることもなく適度な歯ごたえと旨味がありおいしかったです。
De Carre
ムール貝の白ワイン蒸しをいただきました。一番小さいサイズでこの量が出てきます。(€20)かなり贅沢。マルクト広場のテラスでいただいたのも最高でしたね。付属のポテトをゆで汁に浸して食べるのがたまりませんでした。
まとめ
何よりも街並みが美しいという印象。クルーズは参加する方が多いかと思いますが、鐘楼にのぼることをおすすめしたい。この地域特有の赤い屋根がきれいに見ることができるのはここだけでしょう。全体的に治安もよく、料理もおいしい。街並みもきれいですが、広くはないので特に一人だと意外とすぐに全体を観光しきれてしまう印象があります。事前のプランニングをきっちりしとくとよいでしょう。
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