【被害者告白】撲滅アカウント運営者によるママ活詐欺被害を避けるために知っておくこと

ママ活詐欺 詐欺

ママ活詐欺にかかりやすい人の特徴

私はママ活詐欺撲滅のためのインスタグラムのアカウントを運営しておりますが、日々多くの男性から「騙されました。」「これって詐欺ですか」というご相談を受け、相談人数は100人を超えております。

SNS上には様々性格の人がいますが長くアカウント運営を続けるうちに騙されやすい人の傾向や騙されるメカニズムが掴めてきましたので言語化しておきたいと思います。また、今回はフォロワーの方々にアンケートを取りました。その回答の傾向からどうして騙されてしまうのか?どのような人が騙されてしまうのか考えてみたいと思います。

【実録】騙されている! インスタ、TikTokに蔓延るママ活詐欺の危険な手口
インスタでママ活詐欺の告発と相談にのってきた筆者がみて、聞いてきたSNSママ活詐欺の現実をお伝えします。非常に巧妙な手段を用いて騙してきますので少しでも興味のある方は事前にチェックしておき対策しておきましょう。

ママ活詐欺被害の実態

まずは実際、フォロワーの方がどれくらい被害に遭っているのかアンケートの結果を見たいと思います。

Q1 ママ活詐欺の被害にあったことがありますか?

この質問のパーセントはそこまで重要ではありません。ママ活詐欺撲滅アカウントに興味を持つ方はママ活詐欺の被害者であることが多いですからね。見てほしいのは詐欺の被害者の数で答えていただいただけでも50人近くの被害者が現にいるということです。

Q2これまでの被害額はいくらですか?

被害額は幅広いですね。1回あたりの被害額は5000円から3万円ほど幅があるのでこの質問では何回被害にあったのかはわかりませんね。しかし、5万円以上の被害も相当多いということですね。

Q3これまで被害にあった回数は?

回数もかなりバラけていますが複数回騙されてしまう方がかなり多いということが分かります。

以上のように、相当の人数が複数回騙され、結構な額の被害に遭っていることが分かりますね。

業者の手口

①成功の実績を沢山宣伝

②他の業者や撲滅アカウントが虚偽であるとの喧伝

③今、動いたものだけが成功を掴めるという旨の煽り文句

④仰々しい業績や全国規模のネットワーク、人脈を持っている尤もらしい経歴

⑤謎に多いフォロワー

⑥成功経験を持つ一般人からの斡旋

上記の特徴は全て悪徳仲介業者の仕込みで、巧妙な罠なのですが相談者さん達は悉く引っかかってしまいます。正直、私の立場から見ても実に巧妙で惚れ惚れする罠ですね。巧妙とは言え、なぜ被害者の皆様は引っかかってしまったのでしょうか。

なぜ信用してしまうのか

Q5なぜ詐欺業者を信用しようと思ったのか?

圧倒的に、実績を紹介されたからという回答が多かったですね。固定されたストーリーズには実績として「連絡きました」や「会う約束ができました」などの報告のLINEの文言が載せられています。連絡や会う約束は仲介業者がママ役を自演でも十分に被害者から引き出せるワードですから信用してはいけません。実際に会えているわけではないのです。会えましたというLINEも一台のスマホのビジネスアカウントと個人アカウントを使い分ければ簡単に捏造できますから安易に信じてはいけませんね。次点で多い他の業者を詐欺だということで自分たちの信用を高める手法や、ママ活成功男子を演じている方からの斡旋もよく見る手口ですね。

騙されやすい人はどういう人か

次にどのような人が騙されてしまうのか。被害者の特徴を考えてみたいと思います。

Q6ご年代は?

年代も幅広いですが、大学生や社会人経験のないお金の少ない年代が一番多いです。高校生以下はママ活自体を仲介者も受け入れていないないのですが、裏垢の絶対数はかなり多いのでその影響でしょうか。裏垢には中学生も意外に多く、50を超えた方もいらっしゃいます。

Q7女性経験はありますか?

コチラは意外と半々くらいでした。高校生が多いことから、女性経験がない方の割合が増えたのかもしれません。あまり詐欺の有無には関係ないかもしれませんね。

Q8ママ活の目的はお金と体のどちら?

コチラは3分の2くらいはお金ということでした。逆に言えば、カラダ目的の方は他の手段を検討する方が良いでしょう。

Q9今後もSNSでママ活仲介を利用したいと思うか?

被害と危険性を呼びかけているのに、懲りずに今後も利用しようとする方が多いのは衝撃です。

騙されやすい人の考察

まず総括として男というものはお金と女に弱いということが言えるでしょう。お金が得られる、女を抱けるという状況において正常な判断力を失ってしまうようです。冷静に考えれば、お金があって若くて美人でスタイルもよい女性が男に困っているわけがないのです。では上のアンケート結果から考察していきます。

①自分はたまたま悪い業者に当たってしまったと考え、懲りずに他の業者にトライしてしまう。

とにかく多いのが数日前に騙されましたと被害を報告してきた方が、数日後に「この方は詐欺ですか?」と聞いてくる事です。私の方でその方も被害報告が来ている旨を伝えると、「じゃあこちらの方はどうですか?」と2の矢、3の矢を用意してきています。まさに、たまたま悪い業者に当たってしまったと思っている方の典型パターンです。上のアンケートからも複数回騙されている方が多いこと、騙されているのに、今後も仲介を利用しようという方が多いという結果からもうかがわれます。

こちらとしては、SNS上でママ活の仲介をするというフォーマットそのものに疑いを持っているため、その疑いのない純粋な心には笑ってしまうのですが、それで被害が出てしまうこともあるので根気よくお金は払わない方が良い旨伝えさせていただいております。

②中途半端な慎重さを持っている人。

相談に来る方は、ママ活仲介が優良であるという証拠が欲しいわけです。そのため、実績や他の詐欺業者とは違うという旨の宣伝をしている業者に対して信用してしまうのです。それこそが詐欺業者の策略なのです。

騙された後の態度の態様

騙された後には、主に以下の2パターンに分かれるように感じます。

①律儀に催促を続ける。

心の底では一縷の望みを捨てきれていないタイプです。

②短気ですぐにキレてしまう。

少し、連絡が来ないとすぐに仲介業者に催促してしまう方。詐欺被害2回目以降の方が多い印象です。

よくあるご意見、質問

Qこれは詐欺ですか?

A.基本的には分からないけれど、おすすめはしないというお答えをさせて頂いています。詐欺の証拠や怪しい点が全く無いのに詐欺だと断定するのはコチラにとっても危険でありますので。

Q優良仲介を紹介してくれませんか?

A.SNS上で優良な仲介業者を発見したことはありません。私のアカウントでは「優良業者だと証明していただけたら、宣伝します」と言っていたことがあります。詐欺を告発するサイトから宣伝されれば信用はかなり高まるという考えでした。しかし、今のところどの業者からも宣伝して欲しい旨のお願いは来ません。証明手段がないのだと推測せざるを得ません。

Qお金を取り戻したいです。

A.これは不可能です。サイト登録をさせられている場合、あなたがそのサイトを利用したいと思い、そのサイトの規約に従って登録しているわけで、登録を促してきた相手にお金を払っているわけではないとされています。

また、Amazonギフト券の場合もあなたがギフト券を購入し、その番号を相手に見せているだけなので金銭のやり取りはAmazonとあなたの間で起こっており、相手との関係は問えないのです。これがPayPayや銀行口座への直払いだと話は変わってくるのかもしれませんが基本的には取り戻せないと思いましょう。

Q相手のアカウントを消したいです。

A.できることは相手のアカウントを運営に報告することくらい。または大掛かりに弁護士に頼んでアカウント情報を開示してもらうことです。後者はお金もかかりますし、現実的ではありません。小さい力ながら地道な報告と私のような広報活動が重要でしょう。

まとめ

いかがでしょうか。自分の性格も当てはまるという方は被害に遭わないようにお気を付けください。被害のご相談もお待ちしております。少なくとも、先払いやギフト券払い等を要求された場合にいったん冷静になって、詐欺の可能性を考慮しておくとよいでしょう。

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