【夜行バスで行く】白馬八方尾根スキー場最安2泊3日

スキー 旅行

 

今回は2月21日~23日で白馬八方尾根スキー場へスキーに行ったので、レポートしていく。日本でも有数のスキー場にて2日半ストイックに滑り続けながら旅費総額40000万円以下に抑えて楽しめるので、ウィンタースポーツやスキーリゾートを楽しみたい方は是非参考にしてほしい。

費用

交通費 9,000円(バス往復)

リフト代 13,500円

宿泊費 12,000(朝夕付き)

その他  2,800円 (昼食)

合計 37,300円

※ジャムジャムライナー夜行便を利用。白馬に行く夜行バスは新宿から出るバスとジャムジャムの2種類しかないと思われるが、ジャムジャムの方が3000円ほど安く済むため便数は少ないが、時間が合うならばこちらの方がよいだろう。

※リフト代は本来下記の価格だが、宿の割引価格を適用して1日4500円で購入させていただいた。

ゲレンデの特徴

1998年の長野冬季オリンピック会場になった白馬八方尾根は、世界が認めた極上のパウダースノーゲレンデ。
山頂1,830mからの眺めは、北アルプス白馬三山を背に妙高山や戸隠、噴煙を上げる浅間山や八ヶ岳連峰、思わず息をのむ大パノラマが特徴のスキー場である。難易度が高いコースも多く、最上級者も楽しめる。

標高

760~1,831m

最大傾斜

37度(名木山ゲレンデ、展望コース)

最長滑走距離

8,000m(リーゼングラート~黒菱~スカイライン~咲花ゲレンデ)

コース数

16コース

コースレベル比率

初級:30% / 中級:50% / 上級:20%

リフト券価格

券種 おとな こども シニア 備考
窓口 オンライン 窓口 オンライン
1日券 5,500 5,250 3,200 3,050 5,000
  • 購入日のオープンから16:00まで有効
  • オンライン券はシーズン中有効
2日券 10,500 10,000 5,700 5,450 9,500
  • 購入日と非連続の2日間、オープンから16:00まで有効
  • オンライン券はシーズン中の使用開始日
午前・午後券 4,600 2,500 4,100
  • 午前券:8:00〜13:00まで有効
  • 午後券:12:00〜16:00まで有効
  • 午前券は、イベント等の早朝営業には使用できませんのでご注意ください。

レポ

2月20日日曜日24時20分発(鍛治橋駐車場)

曜日の違いもあるとは思うが待合室は、例年と比較してスキーバスもスキーの客も少ない印象である。白馬方面に向かうバスが2台あるのみであった。客層としてはスノーボーダ―の学生が多い印象でボードを持っていないチャラ目の方が多かった。コンセントとWi-Fiがついており、アイマスク、スリッパがサービスされた。夜行バスなのでほとんど寝られない。体中が痛くなった。休憩が1時間ごろと4時ごろにあるため、どちらにせよ睡眠時間を確保しようとするのはあきらめたほうがよい。

2月21日 6:10頃

到着予定時刻より20分近く早く到着。バス停で他に降りる人はいなかった。とにかく、雪がかなり降っており視界は真っ白。何度か来たことがあるから問題なかったが、初めてだと確実に迷うことになりそう。この時間の遭難は命にかかわるので注意が必要であるといえる。

2月21日 1日目 9:30〜16:00

前夜に大雪が降っていた為に全体的に圧雪が不十分で腰まで埋まってしまう事がよくあった。また風が強く、雪はそこまで降っていなかったが新雪が風に巻き上げられて吹雪のようになっていた。

モコモコの雪に埋まると危険なので、比較的圧雪されていたリーゼンを何周もした。ほぼノンストップで滑り続け足はパンパンになった。前日は休日ということで比較的混雑していたとの事だが、非常に空いていた。

初日昼食 モモちゃんクレープ700円

ゴンドラの乗り場から少し下ったところにあるクレープ屋さん。ハンバーガーやカレーも食べられる。クレープの種類が豊富で疲れた体に糖分が染みる。

2日目 9:30〜16:00

非常にガスっていた。

リーゼン上部はほぼ何も見えない状況でかなり近くに近づいてもリフト乗り場さえ見えないという程視界が悪かった。雪は降っており、前夜も降っていた為に非圧雪地帯も多く埋まりがち。兎平を更に登った所では本当に何も見えず非圧雪の急斜面が本当にコースなのかも良くわからずに降りる羽目になった。

ゲレンデ下部は比較的視界が良かった為、白樺、名木の最下部ゲレンデを周回する事が多かった。3日間の中では1番混雑している印象を受けた。

2日目昼食 バンコク屋 カオマンガイ 1000円

名木山リフトのふもとにある小さなオレンジの小屋で味わえる本格タイ料理。しっかりと味が染みていておいしい。

3日目 9:00〜13:30

朝、雪が降っておらずかなり視界が良かった。頂上へのリフトは相変わらず止まっていたが、9時半くらいに登った際には兎平上のゲレンデも視界が開けていた。しかし、その後は急激にガスってきて天気も悪化してしまった。ただ、下部ゲレンデは視界がよく非常に滑りやすい雪質だった。

翌日の大会の為のコースセパレートが行われており、滑れるコースが制限されていた。祝日にも関わらずスキー客は非常に少なかった。

3日目昼食 ワイスホルン ボルシチ単品 1100円

このスキー場に来ると必ず訪れるお店。ボルシチが体を温める。白パスも隠れた名物。

15:25 八方発

ジャムジャムライナー利用。前日ギリギリでは予約できないため注意が必要。行きとは違い同じバス停から乗り込む乗客は相当数いた。行きよりも空いており、隣には誰も座らなかった。休憩は2回あったが、一回目の休憩は40分ほどと長め。平日ということもあり特に渋滞に巻き込まれることもなく到着。

総評

毎度のことだが、上の方のゲレンデの視界が開ける事は少なかった。晴れる事はなく、雪が降っていたため圧雪されていれば新雪で、雪質は非常に良いともいえるが、圧雪が不十分で足を取られたり、底なし沼のように埋まってしまうことも少なくはなかった。

外国人が少ない上に平日であるため、ゲレンデも食事どころも空いている印象であった。

ゲレンデのレベルが高く、晴れるとアイスバーンになりやすく、自然とこぶが形成されることもあり他のスキー場と比較するとスノーボーダーが少ないのはスキーヤーにとってはありがたい。ただ、初心者にとっては一番ふもとのゲレンデすらそこそこの斜度であるため心が折れる可能性もあるので注意。

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