はじめに
9〜10月のヨーロッパを約1ヶ月かけてバックパッカースタイルで周遊した。南はクロアチア・イタリアから北はドイツ・スイスまで、気温差のある縦断ルート。この記事では実際に持っていったものを全公開し、「本当によかったもの」「なくてよかったもの」「持っていけばよかったもの」を正直にレビューする。
これから長期のヨーロッパ旅行・バックパッカー旅を考えている人の荷造りに、そのまま使えるリストになっているはずだ。
この記事でわかること
- 1ヶ月のヨーロッパ周遊に必要な持ち物の全体像
- カテゴリ別の◎必須 / ○あると良い / △不要の評価
- 実際に使って「これは買ってよかった」と感じたアイテムの詳細レビュー
結論:これだけは絶対持っていけ【厳選TOP7】
長い記事を読む前に、まず結論から。1ヶ月の経験から「なかったら詰んでいた」レベルのアイテムだけを先に紹介する。
| # | アイテム | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | モバイルバッテリー(大容量) | スマホが死ぬと地図も電子チケットもタクシーも使えない |
| 2 | ウルトラライトダウン | スイス3000m超でも機内でも大活躍・コンパクト |
| 3 | セキュリティポーチ | パスポート・財布を体に密着させて持ち運べる |
| 4 | 圧縮袋 | バックパックの体積を劇的に削減できる |
| 5 | 速乾タオル | 雨・洗濯・ドミトリーなど万能すぎる |
| 6 | スマホ首掛け紐 | スリ防止+撮影時の安心感が段違い |
| 7 | ミラーレス一眼(GoPro) | スマホカメラでは残せない景色がある |
カテゴリ別 持ち物リスト&レビュー
① 貴重品・セキュリティ
パスポート ◎必須
言うまでもなく最重要。ホテルを出る際は必ず所持確認する習慣をつけること。
旅行用財布(カード3枚+現金) ◎必須
普段使いの財布は国内に置いていくのが鉄則。旅行専用の薄くて丈夫なものを用意し、チェーンを取り付けて防犯性能を高めた。財布に入れるのは旅行で使うクレジットカード・交通系ICカード・必要最低限の現金のみ。キャッシュカードや使わないカードはすべて国内に置いてきた。
海外旅行用クレジットカードは、海外手数料が安く旅行保険付帯のものを1枚は必ず持っておきたい。
セキュリティポーチ ◎必須
パスポートと財布を入れてシャツの下に装着する。以前は100均のものを使っていたが、ゴムが伸びて使い物にならなくなったため、今回はしっかりした造りのものを新調した。貴重品が肌身離さず守られる安心感は、長期旅行中のメンタルに直結する。
② 電子機器・充電系
モバイルバッテリー(大容量) ◎必須
これがないと旅が詰む。 ヨーロッパでは、地図・電子チケット・タクシー配車・翻訳・連絡手段がすべてスマホに集約されているため、バッテリー切れは国内の比ではなく致命的だ。
バスでの車中泊が複数回あったが、充電できない車両も存在した。ドミトリーも1人1口のコンセントがない場合がある。容量は20,000mAh以上を推奨。重量も重要なので、軽量モデルを選ぶこと。
↑充電速度は決して早くはないが安くて軽くて大容量
↑ケーブル付きで急速充電可能。国内でも普段使いを検討するならこちら
スマートフォン ◎必須
モバイルバッテリーとセットで海外旅行の三種の神器の一角。
ミラーレス一眼(EOS RP)+ ズームレンズ ○あると良い
持ってきてよかったと最も感じた瞬間はズームができる点。スマホで遠景を撮るとズームすれば画質が落ち、引けば小さすぎる。一眼の24-105mmズームレンズなら遠景も近景も美しく残せる。
ただし重い。写真へのこだわりがない人にはオーバースペックなので、持っていく価値があるか事前に考えておくべきだ。
⚠️ 単焦点レンズ(50mm)は旅行向きではない。風景撮影では画角が狭く、レンズ交換も防犯上できないため、ズームレンズ1本に絞るのが正解だった。
GoPro ○あると良い
写真は一眼、動画はGoProという役割分担が機能した。手ブレが少なく、広角撮影で自撮りもしやすい。 ミニ三脚を使った三人称視点の撮影でも活躍した。
3in1充電ケーブル ◎必須
カメラ・スマホ・イヤホンなど充電先のコネクタ形状がバラバラなので、1本でまとめられるのは非常に助かった。普段使いもできるので旅専用品にならない点も◎。
変換プラグ ◎必須
ヨーロッパのコンセントは穴の周りがくぼんでいたり緩かったりするため、大きい変換プラグでは重さで抜けてしまって朝起きたら充電不足という事態が発生した。ヨーロッパ専用の小型変換プラグを選ぶべきだった。
延長コード △不要(状況による)
役に立たなかったわけではないが、使用頻度に対してかさばりすぎた。スーツケース旅行なら持ってもいいが、バックパックなら不要。
③ 衣類・防寒
9月〜10月のヨーロッパは寒暖差が激しい。南欧(クロアチア・イタリア)は半袖で十分な日もあるが、スイス・ドイツは長袖・アウター必須。スイスの標高3000m超では10月は氷点下になる。
ウルトラライトダウン ◎必須
コンパクトな割に防寒性能が高く、スイスの山でも十分に機能した。厚いコートを持っていくとかさばるため、ヒートテック×ウルトラライトダウン×ウィンドブレーカーの3レイヤー構成でほぼあらゆる気温に対応できた。
旅行先の寒暖差が大きい場合、これ1枚で状況に応じた調整ができる最強アイテム。
ウィンドブレーカー ◎必須
防寒に加えて急な雨にも対応できる。ダウンとの相性も抜群。
ヒートテック ○あると良い
山岳地帯や気温の低い夜に活躍。薄くてかさばらないので入れておいて損なし。
半袖シャツ5枚 ◎必須
寝間着兼下着として使用。ヨレヨレのものを持っていき、旅の途中で捨てて荷物を減らした。これは効果的な荷物削減策。
ビーチサンダル ○あると良い
ハンガリーの温浴施設では持参が必須。それ以外にも、ドミトリーで素足で歩く場面・濡れた洗面所など活躍シーンが意外に多い。

④ バッグ・収納
圧縮袋 ◎必須
バックパッカーには必須。服が1/3程度の体積になり、バックパックへの収まり方が劇的に改善される。 しわになる心配もほぼない。

カメラバッグ ○あると良い
EOS RPに24-105mmレンズをつけたままとGoProが入るサイズ。クッション性があり、ポケットも多く使いやすかった。カメラを持ち歩く人には必須級。

スマホ首掛け紐 ◎必須
スリ防止・高所での落下防止・撮影時に両手が空く、と一石三鳥。財布やカメラを出し入れする場面が多い旅では、首掛け紐の存在が地味に大きい。
⑤ 洗濯・衛生用品
手洗いバッグ ◎必須
洗濯機が使えない・使い方がわからない・時間がかかる・お金がかかる、という場面でバケツ代わりに簡易洗濯できる。また、濡れたものをここに入れておけば他の荷物を濡らさずに済むのも地味に便利。
速乾タオル ◎必須
主にバスタオルとして使用。乾燥が速いため、濡れたものを持ち運ぶ場面でも重宝する。普通のタオルより圧倒的にかさばらない。
液体パック(シャンプー・洗剤など) ○あると良い
機内持ち込みサイズで最小限のスペースに収まる。ただし繰り返し使うと液漏れするものもあったため、1回ごとに新品交換が安全。

⑥ その他便利グッズ
軽量折り畳み傘 ◎必須
リュックのサイドポケットに刺しておけば全く邪魔にならない。急な悪天候に対応できる安心感は大きい。100グラム以下で非常に軽いため耐久性はやや低いが、旅行用途では十分。

折り畳みエコバッグ ○あると良い
スーパーでのまとめ買いや、観光で荷物が増えた際に活躍。軽いのでとりあえず入れておいて損はない。
食料(SOYJOY・飴など) ○あると良い
移動が長い日や、店が見つからない場面での緊急食料として重宝。
持っていけばよかったもの
爪切り
1週間未満なら気にならないが、1ヶ月だと確実に必要になる。ただし機内持ち込みで刃物扱いになって没収されることがあるため、預け入れ荷物に入れるか、現地で調達するのが現実的。
折り畳み水筒
飛行機の中・街の水汲み場で空いたペットボトルを使っていたが、かさばる問題があった。シリコン製の折り畳み水筒があれば解決できた。

風邪薬・喉飴
ヨーロッパの乾燥で風邪をひきやすい。頭痛薬は持っていったが、咳止め・風邪薬・漢方・喉飴は入れておくべきだった。特に長期旅行では必須。
ダイヤル錠(長めのチェーンタイプ)
ドミトリーのロッカーはカギ穴の形状がまちまちで、短いダイヤル錠では通らない場合がある。チェーンタイプで長めのものを選ぶこと。
まとめ:これだけあればOK 完全チェックリスト
最後に「◎必須」評価のアイテムをまとめる。旅立ち前の最終確認に使ってほしい。
貴重品・セキュリティ
- [ ] パスポート
- [ ] 旅行用財布(チェーン付き)
- [ ] スマートフォン
- [ ] セキュリティポーチ
電子機器・充電
- [ ] モバイルバッテリー(20,000mAh以上)
- [ ] 3in1充電ケーブル
- [ ] 変換プラグ(ヨーロッパ専用小型)
- [ ] スマホ首掛け紐
衣類・防寒
- [ ] ウルトラライトダウン
- [ ] ウィンドブレーカー
- [ ] 半袖シャツ(多め)
収納・バッグ
- [ ] 圧縮袋
洗濯・衛生
- [ ] 手洗いバッグ
- [ ] 速乾タオル
その他
- [ ] 軽量折り畳み傘
- [ ] 風邪薬・喉飴(追加推奨)
- [ ] 爪切り(預け荷物へ)
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最終更新:2025年10月




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