ザーンセ・スカンスに行ってみよう
オランダといえば風車が有名ですよね。キンデルダイクという場所が世界遺産に登録されています。キンデルダイクはロッテルダムからバスや水上バスで1時間ほどの場所にあります。オランダに来たからには是非行きたい観光地ですよね。
しかし、アムステルダム中心の観光でロッテルダムまで行く余裕があるないという方も諦めることはありません。アムステルダムの直ぐ近くで風車を射ることのできる街があるのです。それがザーンセ・スカンスになります。
基本情報
ザーンセスカンスは緑色に塗られた壁と白い窓枠が特徴的な風車のある村です。ベーカリー博物館を通り過ぎて、焼きたてのケーキの香りを楽しんだり、木の靴が作られている倉庫の内部、チーズ工場、スズ鋳造所、さまざまな工場も見逃せません。自転車やボートをつかって観光することも可能です。
主な建物の料金と営業時間
ペンキを作る風車: 9:00~16:30 €5(6-12歳 €2.5)
Het Jonge Schaap(製材所の風車): 9:00~16:30 €5
木靴工場: 8:00~18:00 無料
チーズ工場: 8:00~18:00 無料
ベーカリー博物館: 9:00~17:30 無料
ザーン博物館: 10:00~17:00 €12.5
※これらの情報は4月~9月のピークシーズンのものであり、オフシーズンは営業時間が変わったり営業していないこともあるそうです。(https://www.dezaanseschans.nl)参照
アクセス
ザーンセスカンスへのアクセスは2通りあります。
①バス こちらはザーンセ・スカンス村に直接到着するのがメリット。終点なので降り間違いの心配もありません。所要時間45分、料金片道5€
②電車 最寄り駅のザーンダイク・ザーンセ・スカンス(Zaamdijk Zaanse Schans)までは4駅17分かかります。さらに、駅から15分ほど歩くと村に到着します。往復で7.6€
私は電車を利用しました。少しでも安いほうがいいと思ったのと、2つ前のザーンダムという駅に立ち寄りたい場所があったからです。これは後程紹介します。
観光コース
17:00最寄り駅に到着
村へ行くまでの道に早くも風車があります。期待感が高まります。
村へと続く橋を渡っていると、風車の村が見えてきました。
建物はすべて緑色、かなりきれいな村ですね。
川治いの風車も色が様々です。用途も違うようなのですが、遅く行き過ぎて見学することができませんでした。
村の中ほどにも水を引き入れてます。小橋が雰囲気を出していますね。
チーズ工場
ぎりぎりでチーズ工場へ。お土産に持ち帰ることはできないのですが様々なチーズをひたすらに試食できます。おいしい。
木靴工場
木靴工場にも行きました。小さい木靴のストラップはお土産に向いているかも。これだけそろってるとカラフルで圧巻ですね。
体験や見学はすでに終わってしまっている時間でした。残念。でも帰途に就くときのこの小道は人がいなくてイイ感じでしたね
おまけ。帰り道には先ほど渡った橋が跳ね上がってました。アムステルダムは、いまだにたくさんの跳ね橋があって驚きでした。
ザーンダム
わざわざ電車で来てまで見たかったものは、ザーンダム駅前の緑の建物です。
おとぎ話の世界の城のような特徴的な外観ですよね。実はこの建物インテルホテルズ(Inntel Hotels Amsterdam Zaandam)というホテルなのです。実際に泊まることができ、中のプールでゆっくりくつろぐことができるそうです。
引きで見るとこんな感じ。実際この写真に写ている範囲ほどしか緑の建物はないのですが、降りた甲斐がありました。
駅舎も緑色に塗られているのには驚きでした。オランダに限らずヨーロッパの電車は改札がないことも多く、目的地の途中の駅で降りても余分にお金を払う必要がないので気になる駅に降りてみるのもまた一興です。
まとめ
いかがだったでしょうか。風車がみられるのはもちろんのこと、世界でほかにない村の景観を楽しむことができるので非常におすすめです。今回は午後ぎりぎりの時間に行ったので急ぎの観光となってしまいましたが、それでも満足感がありました。皆様は、ゆっくりと観光できる時間に行くのがよろしいかと思います。
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