【カッパドキア日帰り観光】一万円でイスタンブールから日帰りツアー

旅行


カッパドキア

今回3泊4日でイスタンブールに宿をとっていたのでカッパドキアに行くとしたら日帰りしかありませんでした。しかしベルトラをはじめとする日帰り旅行のツアーは30000円近くするし、高額で手を出しにくい状況でした。そこで今回は直接ツアー会社とやり取りをして旅行代金を1万円ちょっとに抑えることに成功しました。カッパドキアは実際には最低でも1泊、理想を言えば3泊ほどしてじっくり観光する地であるので、日帰りで少しでもカッパドキアを経験したいという方でとにかくリーズナブルに済ましたいという方は参考にしていただけるとよいでしょう。

【日本語ガイド送迎付き】カッパドキア日帰り観光ツアー予約

交渉

今回はカッパドキアの現地ツアー会社に直接空港まで迎えに来てくれないかということで交渉しました。普通のツアーはホテルにお客さんを迎えに行くのが基本で日帰りというのはほぼないので空港送迎付きのツアーは扱っていないのです。また空港から観光の中心地までは1時間ほどあるのもその要因でしょう。今回頼んだのはpupa travelさんです。

もともと40ドルのツアーに対していくらで空港の送迎が付くかを聞いてみました。

すると、上記のようなスケジュールで一人60ドル(ドル払い)で対応するという返信をいただきました。このスケジュール通りのツアーではなかったように思います。私はさらに値引きしようと考え、50ドルではどうかとメッセージを出しました。

 

50ドルではだめでした。一人60ドル現金ドル払いで昼食、送迎、英語ガイド付きとなりました。
全ツアーが日本語ガイド対応!海外ツアーならタビナカ

料金

カッパドキアツアー 60ドル≒6,400円

イスタンブール⇔カッパドキア航空券 4,700円

※もちろんイスタンブールカッパドキア間の交通費はツアー料金とは別です。

日程

7:15~8:35フライト

ツアー10:30~16:00

  • ウチヒサル城
  • ギョレメパノラマ
  • ギョレメ野外博物館
  • 昼食
  • 陶器ワークショップ
  • パシャバーの谷(ラブバレー)
  • チャウシン村

16:00~17:00ツアー会社で待機

17:00~20:00前 車移動

20:40~21:55フライト

観光

7:15~8:35フライト(to ネヴシェヒル)

ターキッシュエアラインでの移動。7時15分のフライトということでかなり早起きしてイスタンブール市街を出発。朝早くなので空港へのバスはかなり早く着きました。同行者の一人がパスポートをわすれてしまい、搭乗できなったので国内線とは言えパスポートは常に携帯しましょう。私はスターアライアンスメンバーの上級会員なのですが、なぜかスターアライアンスのターキッシュのラウンジが使えませんでした。なぜなのか知りたいです。機内では国内線ながら軽食が出たので朝ご飯代わりにちょうど良かったです。

ツアー10:30~16:00

現地に到着。9時前です。かなり小さな空港です。空港の前にツアーの担当の方が紙に名前を書いて待っていてくれます。同様の業者がたくさんいるので間違えないようにしましょう。空港からカッパドキアの奇岩群までは車で1時間ほどかかるのと、他のお客さんをホテルでおろすなどしていたので結構な時間車に乗っていました。10時半に他のツアー客の乗るリムジンに乗り換えツアー開始。途中コンビニのようなところで水を購入する時間がありました。社内ではトルコの言葉と英語でのガイドがあります。

ウチヒサル城

まず最初の目的地はウチヒサル城です。。巨大な岩をくりぬいて作られた城塞でトルコの言葉で「尖った」という意味があるそうです。

少し遠いため見えにくいが中央の巨大な岩の表面は蜂の巣のように穴でぼこぼこである。

この地域では鳩が多く生息していました。そのため、岩に小さな穴が無数に空いているのは鳩のお家であるというわけですね。近くにピジョンバレーが存在しています。

ギョレメパノラマ

ギョレメパノラマは今回のツアーのハイライトといえる場所でした。天気が良く、奇岩群や頂上が平らな山など遠くまで見渡すことができます。小さなお土産屋さんもあるので簡単なお土産はここで買っておいた方がよいかもしれません。風がかなり強いので飛ばされないように注意です。

天気も良く、無数の奇岩を見渡すことができる。個人的にはこれぞカッパドキアといった印象。

カッパドキアのいたるところに青い目の魔除けをたくさんつけた木がある。日本でいう絵馬のような感覚なのかしら。もともとは鳩の谷にあった生命の木というものが発祥らしい。

この手のお土産がたくさん売られている。空港にお土産コーナーはなく、途中で高額な宝石や陶器の店が多いのでこの機に購入しとくのがよいのではないでしょうか。

ギョレメ野外博物館

この博物館は迫害から逃れて定住したキリスト教徒が造った岩窟教会といえる場所である。岩に穴が開いており、教会や聖堂等の機能を持っているようで、台所や、住居のような穴もあります。中にはキリストの壁画のようなものが残っている部屋もありました。

岩をよく見ると小さな穴がいくつか空いてる。

岩の部屋から外を見た様子。中には使用しやすいようにか岩を削った跡が多くみられる。

昼食

ローカルレストランでの昼食です。食事はチキンかビーフかを選択可能でビーフはいわゆるキョフテのことでした。我々はチキンを選択。スープもついていて非常にボリューミーでありました。食後には独特なスイーツと、トルコチャイをいただくことができました。

陶器ワークショップ

鉄で有名なヒッタイトの時代から赤土が陶器作りに適しているらしく、この地の伝統工芸であるそうです。実際に足で回転させるろくろのような手法を見学することができました。工房の隣がショップになっているので購入することもできます。

独特な形の陶器ですが、水差しだそうです。円状になっている部分を肩にかけてこの地域で盛んに生産されている、ワインを注ぐのにつかわれたということです。

その他カラフルな陶器がたくさんありました。買う気がなかったので早めにバンに戻って待っていました。特に売り込みをしてくるウザさはないのですが、かなりこれで時間を使ったと考えると個人的にはいらない時間だったといえるでしょう。

パシャバーの谷(ラブバレー)

このタイミングで雨が降ってきてここでは少し写真を撮って終了でした。こちらも遠方からのパノラマを楽しむことができます。別名愛の谷と呼ばれており、恋愛成就する場所として知られています。その由来はキノコ岩なのですが、その形が男性の「アレ」に見えるということらしいです。英語ガイドでそのことは行っていなかったので後から聞いて知ったのですが、言われてみれば確かにといった感じ。もっとハート形の岩とかロマンチックな感じだとよかったのですが。

このくらいのタイミングでガイドの方が我々の帰りのフライトの時間を気にして下さり、時間を考慮してくれた店は非常にありがたかったです。

チャウシン村

雨天によって元の予定する場所から変更してこの場所になりました。この時点では雨は止んでいたのでかなり天候の変化が激しい地であるといえるでしょう。ここチャウシン村はカッパドキアで最も古くから人が住んでいた場所の一つでありますが、倒壊の跡がすさまじく今は人が住んでいないようです。

保存状態の良い家屋にお邪魔しました。管理している人がいるみたいでした。

17:00~20:00前 車移動

16:00~17:00ツアー会社で待機した後、車に乗せられて空港への送迎です。ツアー会社での待機中に60ドルの支払いを行います。一人キャンセルになった分は払わされることはありませんでした。車移動が3時間となっていますが、車に乗せられた後街の同じような場所を走り回って他のお客さんを乗せたためにかなり長時間の乗車となりました。その間に様々な奇岩の景色を車内からですが比較的近くで見られたのは良かったです。

ツアーでは見られなかった種類の奇岩群が車内から色々とみることができました。天気も回復して、見ごたえがありました。

通称ラクダ岩。元のツアー予定では訪れる予定だったが、車内から見るにとどまりました。

20:40~21:55フライト(to サビハ・ギョクチェン)

出発した空港とは違うイスタンブールのアジア側の空港に到着。空港からのバスはかなり混んでいました。新市街側のタクシム広場に到着し、ホテルまで夜遅くに徒歩1時間ほどかかったのは大変でした。

まとめ

パノラマ系の観光が多く、実際近くで奇岩を見る機会がなかったのは残念。予定に書いてあったイマジネーションバレーには行かなかったことから、自分たちがツアーに参加する前か雨によってプランが変わってしまった可能性が高いと思います。

 

やはり奇岩の数々は感動的ではあるが、やはり岩なので色合いは寂しいところ。気球に乗ることがここに来る大きなハイライトになるだろうことを考えると、最高の満足感を日帰りで得ることは難しいかもしれないです。

 

この手のツアーによくあるが宝石や陶器のギャラリーでの長時間のショッピングタイムがある。買わない人にとっては結構暇な時間となります。また、帰りの飛行機まで延々と車に乗せられていたことも考えるとかなりロスタイムは長かった印象です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
旅行

コメント

タイトルとURLをコピーしました