イスタンブール治安は意外に悪い?観光が難しい理由

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イスタンブールの治安は大丈夫なの?

世界的な観光地イスタンブールですがお世辞にも治安が良く観光しやすいという印象ではありませんでした。数多くのトラブルに見舞われたので、皆さんも注意する必要があります。

ポイント

  • タクシーの利用には注意しましょう。
  • 日本語で話しかけてくるトルコ人に警戒を緩めないようにしましょう。
  • 露店や他のお客さんがいないお店ではぼったくりがあるかもしれないことを念頭に置きましょう。

タクシーでぼったくり、及びスマホの窃盗

これは私が実際に被害にあったわけではないのですが、タクシム広場で遭遇した日本人学生から聞いた話です。彼はイスラエルの大学に留学していて休日にトルコに遊びに来ていたということでした。タクシーに乗ってイスタンブールの新市街に来たそうなのですが、そのタクシーが悪質だったということでした。承認も得ずに他のお客さんを乗せ乗り合いタクシーとなったこと。会計の際に、支払った100リラ札を破かれて必要以上の請求をされるなどしたとのことでした。その後でスマホがないことに気が付いたといいます。スマホは道に落としたとか、彼の過失でタクシーに忘れてきた可能性もありますが、代金請求の口論の際にとられたことも考えられます。彼は、スマホに航空券等のデータを入れていてかなり困っているようでした。私たちも公衆電話を探したり、大使館への連絡を考えたり奔走しました。トルコのタクシーには危険があるということで旅行中は乗りませんでした。実際現地のガイドの方にもタクシーは危険だと事前に忠告をもらいました。この国ではUberも運行しているのですが、こちらはかなり高額であり、お得ではありません。移動はバスを使うのが最も安全でしょう。

空港から市街中心部まで電車が通っていないことでタクシーを利用しようと考えることが多くなるのだと考えられます。空港からの交通手段は事前に確認しておくことが重要でしょう。

日本語で話しかけてくる

イスタンブールの人は日本語を話せる人がかなり多いです。中にはネイティブレベルで話せる人も何人か遭遇しました。英語を話せなくても困った時に質問しやすいという点ではよいのですが、その人の善悪が分かりにくいという点と、断りにくいという点で欠点があります。特に客引きに関して他の国なら「コンニチワ、アリガトウ」などとカタコトの知っている日本語を並べるのに対して、この地では「どうしてそんなに警戒しているの?」などと聞いてきます。いい人なのか悪い人なのかわからないのでこの聞き方はかなりずるいです。中には親切な人も多いのですが、案内が過ぎて絨毯屋に連れ込まれることもありました。絨毯屋の人も日本語が上手で親切な人だったので買わされることもなかったのですが、実際かなり怖いものです。


つまらないぼったくり

トルコアイス屋でぼったくりにあいました。こちらも「長友!」「岡崎!」などと日本のサッカー選手の名前を叫んで関心を引こうとしてくるからたちが悪いですね。表示価格と請求金額が違ったり、そのサイズはないといわれたり(サイズに関しては匙加減やんけと内心思いました。)。友人はサングラスを盗まれそうになったこともありかなり腹を立てていました。

ブラシを落とした男の人のブラシを拾ってあげたこともありました。ブラシを受け取った男はお返しと言わんばかりに靴磨きを始めました。靴磨き中まずしい身の上話をされた上に20リラ支払わされました。証拠写真を友人がとなりで撮ったのですが、目ざとく確認して消すように強要されました。消しました。もちろん、ごみ箱フォルダーから復元しました。

親切なトルコ人もいる

日本語が話せて親切なトルコ人もいました。アヤソフィアの前でバス停を探しているときに話しかけてきたトルコ人は日本語を勉強しているといい、かなり日本語が上手でした。バス停で困っていることを伝えると、バス停の場所を教えてくれて、バスのイスタンブールカードの購入とチャージをキオスクですべて交渉してくれました。その後、クルーズに参加することを伝えると、近くの受付で5€値切ってくれましたし、その後訪れる予定だったトプカプ宮殿にも案内してくれました。非常に親切な方でした。後日同じ場所で他の日本人と話しているのも見かけました。

行きの送迎ガイドの方はおすすめ観光地や治安に関して親切に説明して下さり、両替所の案内もしていただきました。

まとめ

世界的な観光地でありながら観光難易度は決して低くないイスタンブール。もっと治安の悪い国はたくさんありますが、警戒を解くことのできる国ではありません。自分の身は自分で守れるように常に警戒を怠らないようにしましょう。



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