【地域限定クーポン】使えない?利用してみての実感

旅行

地域限定クーポン使ってみた

10月1日から適用が開始された、Go Toキャンペーンの地域限定クーポンというものがあります。宿泊料金の一部が旅行期間中に利用できるクーポンとして還元されるというものなのですが、なかなか利用に難があるという、声が上がっていたので今回は実際に旅行に行って地域限定クーポンを利用してみました。

地域限定クーポンとは

  • 旅行代金の15%相当額を地域共通クーポンとして、旅行者に配布します。
    (1,000円未満の端数が生じる場合には四捨五入(端数が500円以上の場合は1,000円のクーポンを付与)します。)付与上限は、1名1泊あたり6,000円分、日帰りの場合は3,000円分です。
  • 旅行先の都道府県+隣接都道府県において、旅行期間中に限り都道府県内の対象店(飲食店・土産店・観光施設・体験メニュー・交通機関など)で使用可能です。
  • 紙クーポン、電子クーポンの2種類があり、お釣りは出ません。
  • 旅行業者・宿泊事業者より配布します。

(参照)  https://goto.jata-net.or.jp/coupon/

地域限定クーポン対象店map

実際に利用してみた

今回は星野リゾート界川路へGo Toキャンペーンを利用して行きました。地域限定クーポンを紙でチェックイン時にもらうことができました。

この辺りには、温泉以外の観光地やお店がほとんどなかったので何に使えるのかと逆に困ったのですが、マップを見てみると川治湯元駅をはじめとする野岩鉄道の駅で使用できるという表示があったので交通費に充てようと考えました。

まず立ち寄った龍王峡駅にも地域限定クーポンを利用できるとの記載があったので、駅のおばちゃんに聞いてみました。すると、地域限定クーポンは使えないとの。正確には、駅のおばちゃんは何も聞いてないという回答でした。おばちゃんは、会津鉄道の幾つかの駅には地域限定クーポンで購入できる券があるという情報は得ているようでそのことを教えてくれました。

龍王峡駅は宿泊施設があたりにあまり内容だったので人が泊るであろう川治湯元駅でも聞いてみましたが利用できないということでした。マップに記載があっても利用できない場所もあるということです。

↑マップには記載があるのに実際には使えなかった。

 

リゾート内では地域限定クーポンを利用することができました。宿泊料金そのものの補填には利用できないので、夕食時の飲み物代や、お土産屋での会計に利用できるということでした。そのほかにもチェックアウト時の会計にてまとめて支払うものは利用対象であり、マッサージのサービスや部屋の冷蔵庫の飲み物は対象になります。クーポンで足りなかった分は別途払えるので、料金に関係なくアクティビティに利用することができました。

利用者へのインタビュー

身近にホテル生活をしている方がいるのでその方に地域限定クーポンを利用について伺ってみました。まずホテル泊というのは自宅の代わりにホテルで生活しているに過ぎないので特別なアクティビティやお土産にクーポン利用することがありません。ただ、これは問題ありません。というのもこのクーポンは一般的な量販店でも利用できるのです。たとえば、コンビニやユニクロなんかでも利用することができます。ただし、ここに大きな落とし穴があるとのこと。多くの店舗では紙クーポンのみの利用が可能で電子クーポンの決済に対応していないということなのです。紙クーポンは宿に到着しなければ貰うことができず、宿への過程で生じた出費に対応できない一方、電子クーポンは旅行当日から利用を開始できるというメリットがありました。各店舗では特別な機械が必要なわけではないという事前の案内でしたが、あまり利用できる店舗が今のところ少ないということです。地方のお土産屋ならいざ知らず、ユニクロでも紙しか利用できないというのは不便です。これは予約サイトによって紙クーポンが貰える、貰えないがあるそうなので確認しておくとよいでしょう。

その他の評判

Twitterでの反応は芳しいものではなかった。

やはり対象店舗の少なさと地図とのずれ、電子クーポンが使えないことが槍玉にあげられいますね。他にも対象店舗でも確認や手続きが複雑で時間がかかり店員の仕事が増えてしまっているとの意見もありました。

さらに、日用品やゲームソフトを買うことも可能であることから旅行先の関連産業を救うという目的とは異なった使い方が横行してしまっているという問題もあるそうです。

まとめ

  • 最新の情報を確認すること。利用できるか気になる場合は事前に問い合わせたほうがよい。
  • 紙の方が今のところ汎用性が高い。紙で受け取れる場合はそちらを優先しよう。
  • 使える場所で使ってしまおう。期間が限られているので使える店舗で大きく使って最大限活用するのがよいだろう。

様々な批判があるものの、使える施設においては安心して贅沢ができるのでとてもお得なクーポンになっております。システムに文句を言うよりも情報収集したうえで最大限お得に旅行できるように考えるのがよいでしょう。

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