【ブルネイ】マングローブツアーでボルネオ島固有種テングザルを見に行く

旅行

 

今回はブルネイでマングローブツアーに参加してテングザルを目撃したので、その参加方法と流れについて解説していこうと思う。ブルネイ市内は観光する場所が多いとはいえず、マングローブツアーは唯一のアクティビティといっても過言ではない。そんなツアーだが、出国前の情報ではオプショナルツアーでの参加が多くて現地での直接交渉について情報が少なかった為、より安価で参加できる現地交渉の手順や方法も詳しく載せているので是非参考にしてみてほしい。

ブルネイマングローブツアーとは

バンダールの中心部からボートで 出発し、水上集落を走り抜けていくと、その奥には生い茂ったマングローブとニッパヤシの沼地が広がっている。高速ボートで奥へと進んで行くと、運がよければ、ボルネオ島にしか見られないテングザルやワニといった野生生物を見ることができるツアーとなっている。

参加方法

オプショナルツアー予約

国内外の旅行サイト、オプショナルツアーサイト(veltraなど)で事前に予約する方法。代金は8,000円から15,000円ほど。日本語のガイドがつくものが値段が高めである。テングザルが現れやすい午前8、9時あたりと午後3時、4時の1日2回から時間を選ぶ事になる。基本的な流れはホテルまで迎えにきてもら。て、ツアーに参加(1時間ほど)の後、水上集落に上陸し、民家でお菓子とお茶を頂いて終了。ホテルまで送ってもらえる。大体所要時間は2時間。

現地交渉

水上集落の向かい側に船が小型ボートが幾つか並んでいて船頭と直接交渉することになる。行き先は水上都市(water village)かマングローブツアー(monkey)のいずれかで水上都市へは1BND(110円)。マングローブツアーは事前情報や現地のホテルの人からは20BND(2,200円)が相場とされていたが、40BND(4,400円)と言われた。交渉の結果猿が見れたら30BND(3,300円)。見れなかったら25BND(2,750円)で契約することになった。事前に条件(時間や屋根付きボートか等)は明確にしておく必要がある。額は人数によっても変動するようである。所要時間は1時間で時間は基本的にいつでもツアーに参加できるが、日中はテングザルが暑がって姿を見せづらく、観光客側も熱い思いをするので注意。

レポート

今回はコスト面と、時間的な都合を考えて現地でツアーに参加することにした。16:00のスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクの内部の見学を済ませたのち、直行で船着き場に向かう。船着き場の場所はわかりやすくはないが、川沿いを歩いているとボートが浮かんでいるので声をかければよい。(地図の寿司屋の隣がモスクから最も近くわかりやすい)この時間にしたのはテングザルが出現しやすい涼しい時間帯(朝か夕方)の中でなるべく遭遇率を上げるため日没との兼ね合いも考えてこの時間にした。

階段を下りた先に何台かボートが泊まっているので交渉可能。

船頭にはmonekyと伝えればこちらの意図は伝わる。交渉すると40BNDと事前に聞いていた相場の倍の値段を言われたが、交渉の末テングザルが見れなかったら25BND、見れたら30BNDということで契約した。もう少し粘っても良かったが、時間の兼ね合いもあり納得した。

ツアースタート

まずは、水上集落の横を走り抜けていく。遠くに見えるモスクや集落の説明をしてくれる。川の奥へと進むにつれてボートの速度はかなり上がり、水上を完全に跳ねるほどで、持っていたGoProを風圧で落とさないか心配であった。

奥へ進むとマングローブの林が見えてきて川幅も狭くなってくる。時間帯的に他の船は少なくかった。動物が見つからない間は特にすることはない。

30分近くほとんど動物を見られず心配したが、ついにテングザルを発見。かなり活発に木々を跳ねまわったり、ご飯を食べたりと2か所で見ることができた。遠くから見ているときには動き回っていたが、近づくと警戒するのか静かにしていることも多かった。

ワニも発見。私からは全く気が付かなかったし、いると教えてもらっても、しばらくは気づかないほどであった。ガイドはかなり発見するのが早い。写真の確認などもしてくれ親切であった。

帰路に就く際には、日本語でmonkeyはなんていうのか、leftはなんていうのかという会話や、日本のどこに住んでいるのか、終戦の時期だからか広島の話などもした。帰りはカンポン・アイールの周りをまわりながら、小学校や船のステーション等のガイドをしてもらい、水上都市におろしてもらった。ガイドと写真を撮り終了。満足であった。

水上集落は観光といっても普通に生活している人たちの民家であるため少し見て回る程度であった。かなり広い上に、路がどこにつながっているかわかりにくく、木の通路はたまに穴が開いているため、落ちないか心配である。猫がかなりたくさんいるのは人に寄っては楽しいポイントだろう。陸に帰るには反対岸のボート乗りに手を振ると来てくれる。なかなか、船着き場に至るのは簡単ではなかった。1BNDで反対側に帰れた。

まとめ

今回はマングローブツアーに参加した模様をお伝えした。テングザルが見れたことでかなり満足感が高かったが、見れなかったらほとんど見どころはなかったかもしれないとは感じた。そのツアーに1万円以上も出すまでの価値はないので、やはり現地での交渉がおすすめである。交渉が苦手でも話しかけるだけでオプショナルツアーよりも安上がりで済むだろう。

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