ルーブル美術館に行こう(アクセス、費用、所要時間、見所)

旅行



ルーブル美術館レポ

世界で最も入場者数が多い美術館であるルーブル美術館はパリ観光のハイライトとなりました。誰でもその名前を知るモナ・リザをはじめ、教科書に載っているような有名な絵画彫刻が多く存在し、非常に見応えがあります。本当に広すぎて迷子になってしまうほどの大きさを誇っています。今回はそんなルーブル美術館の魅力を伝えていきたいと思います。

費用

一般入場券 €15

インターネット事前予約 €17(待ち時間30分以内で入場可)

開館時間

月・木・土・日:9時-18時

水・金:9時-21時45分(夜間開館)

休館日:毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日

アクセス

ルーヴル美術館 パリ フランス

地下鉄:1番線または7番線、Palais-Royal Musée du Louvre 駅

内部構造

地上3階地下2階の5階層構造で、ガラスピラミッドを正面としてみたときに正面右手のドゥノン翼、左手のリシュリュー翼、正面のシュリー翼と呼ばれる3ブロックに分かれている。ガラスピラミッドを降りていくと地下2階に到着し、チケット売り場やクロークがある地下1階から4階まで展示があり、両翼の長さが以上に長いため、かなり歩くことになる。

所要時間

全部の作品をしっかり見ようと思ったら1日では足りないとはよく言われるがその通りである。すべてのフロアを歩くだけで相当体力的にも厳しい。私自身は絶対に見るべき作品を幾つか目星をつけその作品を見ることを中心に歩いていて気になった作品に足を止めるというプランで見て回った。途中休憩やモナ・リザ鑑賞のために並ぶこと、迷子になるなどタイムロスがあったが全体を通して3時間ほどで終了。すべてのフロアを歩いたが、チラ見して通り過ぎただけの部屋も多くあった。

観光レポ

私がルーブル美術館のガラスピラミッド前に到着したのは9時30分ごろ。開園直後にも関わらず結構なお客さんが並んでいました。私はノートルダム寺院の方から来たので、美術館の裏手であって、どこから入れるものかと暫く迷ってしまいました。入り口では55×35×20を超えるサイズの荷物が持ち込み禁止となっていました。サイズをはかるボックスがあります。私はバックパッカーのような大きなリュックを装備しており、48×32×29と幅がだいぶアウトでした。リュックをつぶす感じで前にかけてしれっと通ってみたら、第一段階の警備の人はスルーで第二段階の荷物検査もなんとスルー出来ました。ラッキー。このでかい荷物はピラミッドを降りたところにあるロッカールームで預けます。番号忘れないように写真撮っておくほうがよいでしょう。

城壁展示 ‐1階

地下一階にはなぜだか城壁を展示してありました。この場所がどこなのか一瞬わからなくなってしまいます。

古代エジプト美術 0階

エジプトエリアには大量のミイラの棺がありました。日本の美術館なら、これ一つで大々的に展示されるレベルである展示だが所狭しと並んでいるさまは面白いですね。

アヌビス神というのでしょうか。これが両サイドにあります。なんだかシュールな並びだったので写真を撮らずにはいられませんでした。

 

ギリシア美術 ミロのヴィーナス 0階

黄金比として数学の教科書に載っているミロのヴィーナスです。彫刻エリアでも一際存在感を放っていました。非常に美しく、また、後ろ側からも見れるというのが生で見れる魅力ですね。

この彫刻も名前はわからないのですが、やたらと日の光を受けて神々しかったので思わず写真を撮ってしまいました。ルーブルは写真を撮ってはいけない作品などはないので、撮り放題でした。

サモトラケのニケ 1階

地上一階に位置する階段に人だかりができています。位置するここは『ダリュの階段踊り場』と呼ばれる場所です。

サモトラケのニケの展示です。これも非常に有名ですよね。ギリシア彫刻の傑作で翼の生えた勝利の女神ニケが空から船の舳先に降り立った様子を表してします。サモトラケ島で発見されたことから、この名がつけられています。

イタリア絵画 アルチンボルド 1階ドゥノン翼

中学の美術の教科書に載っていたアルチンボルドの作品です。アルチンボルドは野菜や果物、植物を用いて肖像画などを描いているという点です。教科書で見たような作品をリアルで見られるとテンションが上がりますね。

フランス絵画 ドラクロワ 民衆を導く自由の女神 1階ドゥノン翼

ドラクロワの民衆を導く自由の女神です。こちらも世界史の教科書に出てくる有名な絵画です。教科書で見ていた時にはわからなかったのですが、手前に移っている人と比べればわかるように、この絵は結構大きいのです。特別に目立つ展示をしているわけでもなく、他の絵と並べてあるというのも細かいですが個人的には良かったです。この絵の濃いブルー目の色調には引き込まれてしまいました。

フランス絵画 ドミニク グランド・オダリスク

最も有名な裸婦像の一つであるオダリスク。この絵のような構造の絵画は多く存在するというのを大学のフランス地域文化論の講義で学びました。ルーブルにはその講義で学んだ多くの絵画が存在しており、他の観光客からは見向きもされないような絵画の魅力も感じられたこともあり、勉強してから美術館を訪れると数倍楽しめることでしょう。

ナポレオン3世の居室群 1階 リシュリュー翼

ナポレオン3世の居室を展示しているエリア。彫刻や絵画以外にも部屋そのものを展示しているという異質感が漂っています。

名も知らない絵ですが、部屋いっぱいに巨大な絵画が展示されている迫力は圧巻でした。絵の細部を見ながらベンチに座って休憩するのが全く苦になりません。

モナ・リザ

そして、世界一有名な絵画の一つとされるモナ・リザです。この美術館で厳重な展示をされているのはこの絵画だけです。本来の展示場ではない場所に飾られていたことやその案内の看板が美術館中にあったことで混乱してそこにあるのかわかりにくかったです。エントランスから30分ほど並んでようやく見ることができます。鑑賞も1分ほどで終了。アイドルの握手会の様です。多くの人が言うように、小さい絵です。特に部屋に大きい絵が何枚も飾られているとため、一際小ささが目立ちます。1分の間に写真を撮るのに夢中でよく鑑賞できませんでした。残念ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ルーブル美術館にはだれでも知っているような絵画が数多く展示されているため、あまり芸術に興味の無い方も比較的楽しめるように感じられました。また、興味のある方ならば、日本では有名でないような作品の中にも自分の好みの作品が見つかるのではないでしょうか。今回一人で巡っても3時間もかかったので、時間に関しては余裕を持ったプランニングをするとよいと思います。



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