【実録】騙されている! インスタ、TikTokに蔓延るママ活詐欺の危険な手口

ママ活詐欺 詐欺


今回は依頼を受けてInstagramやTikTok、Twitterで横行するママ活詐欺業者と実際にやり取りをしたり、被害者の方から綿密なヒアリングを受けてママ活詐欺の現状を詳細にまとめている。ママ活を装った詐欺の手口や実態を類型別、体験談形式でお伝えさせていただくので、怪しいサイトや勧誘を受けた方、被害に遭ったかもしれない心当たりのある方は参考にしてしてみてほしい。

この記事はこんな人におすすめ

  • インスタのママ活に興味を持っている方
  • 被害に遭ってしまった方
  • ママ活やSNSでの犯罪の知識を得ておきたい方

一番伝えたいこと

記事の冒頭に被害者を増やさないために一番重要なことを書いておきたいと思う。相談活動をしていて一番驚くことは複数回騙される人が多いということ。また、一度騙されているにもかかわらず他にいい仲介者がいないかと懲りずに聞いてくる被害者が一定数いるという現実である。ここで言い切らせていただくが、有料でママを紹介しますという、うまい話は全て詐欺であるとということである。世の中にはママ活は存在しているが少なくともSNS上で仲介業者を謳うアカウントは全員詐欺であるということだけは肝に銘じて、多様な手口に引っかからないでほしいと思う。

ママ活とは?

いわゆるパパ活の逆で、お金を持っている女性がデートや食事に男の子を連れて行き、お小遣いとして報酬を渡すというもの。本来は肉体関係を持つ援助交際とは区別されているが、最近では肉体関係のあるものをママ活、ないものを姉活などと区別している場面もある。

 

 

インスタママ活仲介詐欺師の特徴

決まった文言が横行している

  • 詐欺だと思うなら連絡してこないで
  • どうしてママを紹介できるの?
  • どうして美人なの系のQ&A
  • お金取るのは当たり前です
  • 初心者、容姿、年齢不問
  • DM送る前に読んで、
  • 本気の人だけ送ってきて
  • 一歩踏み出せる人だけが人生変えられるよ

紹介実績、対面実績

騙された人のい多くが実績があったから信用してしまったという。よく見るとママとされる人物とLINEの交換ができただけの部分を切り取っていたり、デートの約束ができただけだったりしてお金をママと会えているわけではないことが多い。また、札束の写真や成功したかの様な画像も簡単に作れるため、もっと疑うべき。

よく携帯落としたり、アカウントがおかしくなったりする。

Hなママさん多数

実は気をつけたほうがよいポイントでママ活自体は法的には禁じられていないが、お金をもらって肉体関係を持つと、不貞行為や売春にあたりかねずトラブルに巻き込まれる可能性が高いので注意。

最低7万円 暗にママに会えれば取り戻せるアピール

最低7万円、平均10万円などの表示がなされるが、巷のママ活はいいところ時給2,000円ほどである。これを聞くと紹介料の数万円が安く感じるという商売テクニックなので注意。



 

ママ活詐欺の種類

  • ①サイト勧誘タイプ
  • ②LINE勧誘タイプ
  • ③じかどりタイプ
  • ④個人2万円タイプ
  • ⑤無料タイプ
  • ⑥勧誘タイプ

①サイト勧誘タイプ

この詐欺形態に出会った事はないが、サイト勧誘をされたら、気を付けるべきだと言われる類型。怪しい業者の怪しいサイトに勧誘され課金を要求される。

基本的にママ活詐欺の先駆けだと思われ、怪しすぎて最近では流行らないものと考えられる。

②LINE勧誘タイプ(キャリア決済強要)

最もメジャーな類型の一つ。インスタのプロフィール欄やDM後の会話でLINEのIDが送られてきて、仲介とやりとりする。支払い手段は2000円くらいのキャリア決済可能な謎サイトを何個も登録させられることが多い。

これの困ったところは、まずは無料サイト登録をさせられ、その後反映できないという口実で有料サイトを登録させられること。たとえ払っても反映されてないなどと言われ、追加で料金を払わせようとしてくる。真偽の判断が不可能であるため被害額が大きくなり5万円以上の被害を多く聞く。

普通に考えたら客がお金を払っていることは確実なのに、それ以上を求めてくるのは業者としてはおかしな点である。また、LINE(カカオも)一度送ったメッセージを送った側が削除するのが難しいという問題がある。基本的に業者はビジネスアカウントを用いており、送信取消ができないため個人情報が保持されやすいという問題点がある。

③じかどりタイプ

インスタのDMで仲介業者が全てやりとりするタイプ。やっていることはLINEに飛んでのやりとりと変わらないが、やたらとクリーンさをアピールする業者が多く、直接のやり取りであることを強調してくる。支払い手段がアマギフやPayPayで一括払いなのが、LINEの謎サイト複数登録と違って煩わしくない。(騙されていることに違いはない)

お金を払うとすぐにカカオやLINEにママから連絡がくるシステム。実績アピールもすごい。

④とりあえず2万円タイプ

個人でやっているっぽい人。一回きりの出会いや、乱暴を防ぐためという理由をつけて会う前に2万円を要求してくる。Twitterにも多い。何故か、このタイプは発情しているのか必ず初手ホテルを要求してくる。

被害男性からは別に身体目当てじゃなくて、金目当てなのに性行為前提なのがウザいと言われていた。とにかく、この手の手口で待ち合わせ場所に誰も来なかったとか、シャワーを浴びている途中に逃げられたなどの被害をよく聞く。

⑤無料タイプ

実際、こちらが損しているわけではないから被害の中では可愛いほうである。お友達紹介やポイントサイトを経由してポイントを得ている。ポイントを得られると連絡をして来なくなる。やっぱり分かりやすくて可愛いやつ。

⑥誘導タイプ

一般人を装って、ママ活仲介詐欺師に誘導、斡旋する類型。成功したママ活男子を装ったアカウントが、「私はこの方に紹介されました」などとイイ、詐欺業者に誘導してくる。「自分も何十万円も詐欺に遭ってきた」などと共感するかのような距離の詰め方をしてくる。その他にもママを装ったアカウントが仲介業者を紹介してくるパターンもある。

成功したママ活男子は高価な時計や食事風景、札束などを投稿し信ぴょう性を高める工夫をしており、親切そうに詐欺ではない(と言い張る)仲介を教えてくる。

ママ自身のパターンは「自分とママ活したければ知り合いの〜ちゃんを通してね。」とか、「自分は遠くに住んでいるので、仲介を紹介するね。」などと言ってくる。

騙された後は連絡がつかない。

 

いずれのパターンも支払い手段はギフト券やサイト登録であり、仲介業者本人との契約でお金を支払うことがないため、取り返すことは不可能。

 

次頁から体験談→



スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
詐欺

コメント

タイトルとURLをコピーしました