ドバイで警察呼ばれかけた怖い体験談

ドバイという国の印象としては非常に治安がいい国だということです。街もきれいだし、客引きも少ない。それなりにお金を持った観光客が多いので穏やかですし、車も歩行者を優先してかなり食い気味に止まってくれます。

しかし、これは中心部の話。オールドドバイと呼ばれる地区はまだまだアジアだなという激しい客引きが横行しています。

 

今回はそんなオールドドバイのオールドスークで体験した怖い体験をお伝えします。

体験談

私がオールドスークを見学していると、激しい客引きを受けました。何故か「オカチマチ」と声をかけてくることが多かったように思います。

やたら激しく声をかけてくるおじさんが日本の「るるぶ」という観光紙に自分の店が載っていると主張してきました。確かに同じ店だったのと「話を聞くだけでいい」と言われたので、少し話を聞くことにしました。

 

適当に相槌しながら。相手の日本語と英語が混じった営業を聞きました。商品自体はかなりいいものだと思いました。

と何故か具体的な金額は言わず、まとめ買いがお得だという事実を述べてきます。

 

今考えると買う気がないのにこの発言をしたことがよくなかったのかもしれません。

確かこのくらいの金額を最初は言っていた気がします。だけどそもそも買う気がないので店を出ようとしました。するとどんどん電卓の数字が下がっていきます。

しまいに隣の店の店主が来て、代わりに交渉させ始めました。（自分で値段をいうとフェアじゃないとでも思ったのでしょうか？しかし、こちらもいらないものはいらないので強引に帰ろうとします。

しかし、隣の店主と力づくで店の入り口をガードして力づくで店から出しません。

警察を呼びたいのはむしろ私の方でしたが、海外の警察が信用できるかわからなかったので怖くなってきました。この時本気で逃げました。力ずくで店から出て全速力で走りました。走っている私を見て関係ない店の人まで泥棒だと思ったのか”catch him”と叫んできました。息も絶え絶えに川沿いにいき、対岸への船に乗り込み逃げ切りました。本気で怖いと思いました。

でも船に乗って逃走ってルパンっぽくてちょっとカッコイイ響き(笑)

最終的にシルクの値段は100AED（3000円）を切っていたと記憶しています。（はじめどんだけ高値で売りつけようと思っていたのだろう…。）

教訓

• いらないものを勧められても足を止めないこと。
• すぐに逃げられない店内にはなるべく入らないこと。
• もし買う気があるのであれば、帰るフリをし続ければかなり安くなるということ。

 

いかがだったでしょうか。海外では日本ではないくらい強引な客引きも多いです。東南アジアとかでは気を付けているのですが、ドバイはそのほかの地域の治安がいいだけに気を抜いてしまいました。皆さんも海外では何が起こるかはわからない為常に気を引き締めて行動するように心がけましょう。