【インド チェンナイ&マハーヴァリプラム】南インド観光プラン

旅行

インド チェンナイ&マハーヴァリプラム

2019年12月 2泊3日

 

インド旅行というと有名なタージマハルや,インダス文明の遺跡がある北インド観光が一般的ですが,今回は南インドに行きました。インドは人がうざくて旅行者の中には二度と行きたくないという人もいる国ですが,南インドは比較的人も優しく,何より料理が美味しいという点で一風違ったインドを味わえる地となっております。12月にも関わらずとても暑く,長く歩くのはしんどいです。

行くとなっても非常に情報が少なくどのように楽しめばよいのかわかりにくいかと思いますが、ANAも新たに就航したということで今回観光情報をお届けできればと思います。個人的には初めてのインドの慣れにはかなりもってこいだなという感想を持ちました。

【基本情報】

チェンナイ インド南部に位置する第4の都市。ANAが新たに就航したため日本からも比較的行きやすくなったのではないだろうか。

料理 南インド全体の特徴として料理がおいしいと言われており、お腹を壊すといわれる北インドの食事と対照的にかなり日本人の舌にもあった多様な食材を用いた料理を楽しめる。

気候 かなりの暑さである。12月など関係ない猛暑で長時間の外出は危険である。また、汚染が激しく天気予報にも軽度の汚染との文字がある空気は白っぽくガスっていて大気汚染を感じる。

治安 人の数がもの凄い。オートリキシャという三輪車で街の中を移動するが交渉性であり値段を吹っかけてくるのでめんどくさい。ウザい国といわれているが南インドは比較的人が優しいらしく必要以上のウザさの実感はなかった。両替所のレートがよくないのでATMでキャッシングを利用したいところだが、ATMがなかなか見つからなかったり、壊れていたりして使えないため現金の確保が課題である。

【宿泊先】

ibis hotel

Grande Bay Resort and Spa Mamallapuram

リゾートは綺麗で食事も美味しかったですが,チェックアウトするとWifiが使えなくなるなど,サービスがいまいちだと感じました。

【プラン】

1日目

18:30チェンナイ着

21:30チェックイン

22:00夕食

2日目

7:00カパーリーシュヴァラル寺院、サントメ大聖堂、ビーチ

12:00マハーヴァリプラム リゾート

12:30ランチ

14:00~17:00マハーヴァリプラム観光

3日目

朝 リゾート生活

12:00チェックアウト後昼食

夜のフライトのため空港へ

当日の流れ

1日目 18:30チェンナイ着

チェンナイは新たにANAが周航したばかりの都市。インドの中では第4の都市とされています。しかし、現地空港で取れるアライバルビザの手続きが時間かかり過ぎ…。折角多くの人がいるのに人員をうまく使えていない。前に4組ほどしか並んでいなかったのにパスポートコントロールで1時間以上待たされました。

空港から出てATMを探しますが事前の情報とは異なりまったく見当たりません。そして、夜だというのにかなり蒸し暑い。仕方なく、レートの良くない空港の両替を利用。この国では円を両替することができないことが多いのでドルを事前に用意しておく必要があります。

22:00夕食

予定を大きく過ぎてメトロ乗車。これはかなり空いていました。そのままホテルにチェックインして、夕食へ。もともとこの日の食事はいろいろと候補があったのですが、近くのレストランへカレーを食べに行きました。ホテルは特に悪い部分はありませんでした。朝食に南インドの伝統的な料理を楽しめるのは良かったです。セキュリティは少し厳しい印象でした。

2日目 7:00カパーリーシュヴァラル寺院、サントメ大聖堂、ビーチ

朝食前にカパーリーシュヴァラル寺院やサントメ大聖堂、マリナビーチ等を見学しました。寺院では,上半身裸でゴロゴロ転がっている人がいてびっくりしました。かなり異国情緒を感じます。ビーチはかなり海岸線が長くて朝早いこともあり静かな雰囲気を楽しむことができます。

朝食を食べた後、Uberを利用してマハーヴァリプラムへと向かいます。運転手はいろいろ英語で話しかけてきますが、インド訛りがひどくて英語が非常に聞き取りにくい。何とか聞くと、マハーヴァリプラムを案内する専属運転手として雇わないかということ。断ったのだがこれは正解でした。マハーヴァリプラムの道路はかなりの量と人と車で、ほとんど車が機能していないのです。これは暑いですが歩いて観光した方がよいでしょう。

12:00マハーヴァリプラム リゾート

この地域でもトップクラスのリゾートに宿泊。さすがに内装も美しく、それぞれの部屋が独立したコテージのようになっている。部屋から出ると、目の前がプールで寝転ぶことのできるベッドもついていた。宿泊客は西洋人が多い印象であった。

12:30ランチ Gecko Cafe

非常に美味しいお魚料理を食べられました。メニューにない魚を勧められましたが,新鮮な魚のフライ,ポテトフライ,レモンライスで900ルピーで,ビールは1杯280ルピーでした。(2019年12月)サービス料こみ。料理の味は最高で今回の旅のハイライトになりました。また,店の人は親切で,おしゃべりは楽しく,ミネラルウォーターのペットボトルをサービスしてくださったり,観光地への行き方を丁寧に教えてくださいました。強いていえば,料理が出てくるまで,少し時間がかかるのが残念ではありますが,非常におすすめです‼︎

14:00~17:00マハーヴァリプラム観光

クリシュナのバターボール

まず初めに訪れたのがこちら。岩山の斜面に今にも転がりだしそうな巨大な岩があります。古代の建造物などもある公園内に安置しており、斜面にあるにも関わらずものすごい安定感を誇っています。押しても引いてもびくともしませんでした。この公園はすごい人数のインド人がピクニックよろしく芝の上に座っているので人で埋め尽くされています。マハーヴァリプラムの一連の観光地を見学するのには500円ほどのチケットが必要なのですが、このバターボールのある公園が最も空いているようだったのでここで買うのがよいのではないでしょうか。列に並んでいないので厳密に空いていたのかはわかりかねるのですけどね。この公園内にはバターボールのほか、意思でできた建造物の跡や、高台なんかもあり、かなり高い位置からこの地域一帯を眺めることができます。

ファイブラタ

ラタとは車、山車といった意味でこの地域で岩石から掘り出された岩石寺院のことをこう呼ぶ。この場所はその名の通り5つの寺院が集まっている場となっています。建造物の最大の特徴として継ぎ目が全くないことが挙げられ、このことから岩石を削って一つの建物を構成していることが分かります。削りだしたとはいえ、細部まで繊細なつくりとなっていて建物自体も美しかったです。寺院といっても建物の形をしているものだけでなく像や獅子のような形のラタも存在しています。

海岸寺院

コチラがマハーヴァリプラムのシンボル的建物で、まさに海の目と鼻の先にあります。実際にかなり風が強く、塩なのか汗なのか髪の毛がべたつきます。海岸沿いということで海風等の浸食を受けながらも微細な装飾が残っています。歴史的には8世紀のパラッヴァ朝によって作られたのものでその後のインドの建築に影響を与えているようです。内部の見学もできるとのことでしたが、すごい人数のインド人が列をなしていたので内部の見学は断念しました。

夕食はホテルにていただきました。上品な味わいでした。この国ではベジタリアンかノンベジタリアンかがやたら聞かれました。もちろん肉や魚も食べたいのでノンベジタリアンの食事を選択しました。

何故かインドと全く関係ない食事を食べたくなり、パスタを注文。おいしかった。

その他麻婆豆腐とチーズナンをカレーにつけずに食べようと思ったのだが、ナンはカレーにつけるものだと押し切られて、白いカレーが提供された。

3日目

朝からチェックアウトまでプールで泳いでまったりとリゾートを満喫していました。気温がかなり高くて、人も車のクラクションも大きくて埃っぽいので街に繰り出すのは最低限に抑えたいという感情も働きました。

12:00 昼食 the new cafe

コチラも昨日のレストラン同様新鮮な魚介類を持ってきてくれてどれを料理するか実物を見て決めるシステムでした。魚続きだったので鶏を頼もうとしたらダメだと言われてしまいました。魚介を食べてほしいのでしょう。今回はイカのバター焼きとエビの焼きそばをいただきました。普通においしかったです。昨日ほどの感動は得られませんでしたが、南インド全体を通して料理のレベルの高さをうかがえました。

空港

夜のフライトのために空港へ。他の国の空港との最も大きな違いはフライトの4時間以内でないと空港の建物自体に入ることができないということで、入り口で厳しいチェックを受ける必要があります。また、荷物を預けるフロアとパスポートコントロールのフロアの間に隔てるものがない。つまり、建物に入るとパスポートコントロールが丸見えな状態であったことも斬新というか新鮮でした。ゆっくりとラウンジで南インド料理であるドーサをいただいたり、お酒を飲みながら飛行機を待ちました。

まとめ

天気を見ると軽度の汚染。黒人くらい肌が黒い人たち。多過ぎる人口。今まで行った国の中で一番異国の地という印象を受けました。

マハーヴァリプラムまでいくタクシーもそうでしたが,非常に運転が荒く人に対しても容赦なくクラクションを鳴らしてきます。挙げ句の果てに2車線道路を3車線として使ったり,牛にまでクラクションを鳴らすものまでありました。

やはり料理のおいしさが今回の旅行のハイライトともいえると思います。

オートリキシャの値段交渉がめんどくさい。Uber のタクシーが現金払い、空港には4時間前からしか入れない。ATMが少ないなどまだまだ観光しやすい場所とは言い難いですが,食事も美味しく,人当たりも比較的良い南インドはいかがでしょうか?

 

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