【京都観光】2021秋の紅葉名所おすすめスポット

旅行

今回は2021年11月21日から23日の間にまったりと京都を観光いたしました。時間があったので特に紅葉で有名な寺院、神社に足を運んだので今後の参考にしていただければと思います。

 

自分の訪れた時期は紅葉の見ごろには少し早いようでした。それでも満足感のある観光ができたのは良かったと思います。これからシーズンが本番ですから、外国人がコロナで少ない今のうちに秋の京都を楽しんでいただけたらと思います。

秋の京都観光の心得 アドバイス

  • 紅葉の名所、有名どころは多くあるが、優先的に見頃の場所に行く方が良い。

 

  • ライトアップや事前予約などこの時期特有の特殊事情があるため事前のリサーチは必須。

 

  • 見頃の紅葉観光スポットは誰しも訪れたいと思うもの。修学旅行の時期とも重なる。ゆえに、一年で最も混雑する時期ともいえる。ゆっくりするのは難しくベストアングルでの写真は撮りにくい。これらを踏まえて、時間や時期をずらすことも必要。

 

各観光スポットの紹介

 

永観堂

拝観料:昼1000円、夜600円

おすすめ度:★★★★★

混雑度:かなり混雑している(日曜朝、平日夜間ともに)

色づき:一部見ごろ

秋の紅葉といえば永観堂というほど有名。色づきはじめながら道の両脇、階段の両脇の紅葉が紅葉のトンネルを演出している。昼間は本堂内と高地にある阿弥陀から紅葉を見下ろせるのがよし。夜は特に池の周囲のライトアップが一際美しい。昼夜甲乙付け難い。秋の永観堂というだけのことはある。

真如堂

拝観料:無料

おすすめ度:★★★☆☆

混雑度:比較的空いている(日曜昼)

色づき:色づきはじめ

非常にこじんまりとしておりマイナーではあるがバカにできない美しさを持っている。東山の南禅寺の付近の坂を上ったところにある。なかなかに規模が大きいが最寄りのバス停から結構な距離があってアクセスは大変である。秋の紅葉も、春の桜も美しいので東山付近の観光に行った際はついでに行くのもありだろう。

南禅寺

拝観料:無料、庭は有料

おすすめ度:★★☆☆☆

混雑度:混んでいる(日曜午前)

色づき:未だ

有名な水道橋がかかり、山門が大きな寺。永観堂のお隣であるが、紅葉がまだまだであった。水道橋付近は紅葉はなかったもののかなりの観光客で溢れている。ここで写真を撮るならば閑散期がよかろう。有料の庭園は紅葉の具合を見てパス。永観堂で満足してしまったという考え方もある。初見ならついでに行くのが良いだろう。水道橋あたりまでは無料である。

貴船神社

拝観料:無料

おすすめ度:★★★☆☆

混雑度:かなり混雑している(日曜昼)

色づき:一部見ごろ

叡山鉄道で市内から意外とすぐに行ける。山なので少し気温が低くて寒かった。最寄駅から神社まではバスが出ているが山道の紅葉が美しいと聞き30分間の徒歩を選択。うーん。山だから色づいているかと思ったがそうでもなかった。終盤はかなりしんどい。有名な鳥居と灯籠が並ぶ階段は圧巻。欲を言えば鳥居上辺りが赤々と色づいていると尚よかった。全体で言えばそれほど色づいていなかったがお参りにやたら長い列ができていた。水に浮かべる御神籤も特徴的。残念だったのはさらに登ったところにある奥堂。本堂と比べて淋しい割に山道を大分歩かされるためヘトヘトになってしまう。帰りも徒歩を選んで後悔した。

高台寺

拝観料:500円

おすすめ度:★★★★★

混雑度:やや混雑している(日曜夜)

色づき:一部見ごろ

数年前に日中、それも紅葉でもない時期に来た時でさえ庭の美しさに感嘆したものだが、やはり期待を裏切らなかった。ライトアップのセンスも相まって池に映る紅葉が素敵である。石庭のプロジェクションマッピングは蛇足だとは思ったが、それ以外の参拝道も美しいライトアップが楽しめる。比較的夜遅くまで参拝できるので一日の最後に酔い覚ましに訪れるのも風流である。

圓徳院

拝観料:高台寺とセットで900円

おすすめ度:★★★★☆

混雑度:空いている(日曜夜)

色づき:色づきはじめ

二種類の庭園がある高台寺の向かいにある塔頭。高台寺は結構混雑していたが、こちらはかなり空いていてゆったりと座りながら庭をぼーっと眺めることができるのがポイント高い。建物の構造も忍者屋敷の様で面白いと感じた。時間に余裕があるのならば、高台寺とセットで行くのもおすすめである。

比叡山延暦寺

拝観料:1000円

おすすめ度:★★★☆☆

混雑度:やや混雑している(平日)

色づき:一部見ごろ

京都の世界遺産に含まれておきながら唯一滋賀県に位置する延暦寺。比叡山坂本駅から徒歩30分で日本一の長さを誇るケーブルカーで山の上へ。こちらも山なのでやや肌寒い。平日ということもありお年寄りが多かった。紅葉は色づきはじめ。延暦寺の中心的な御堂である根本中堂がプレハブに囲まれた大規模な改修中で以上に残念だった。山道が紅葉であふれていたらより良かったがそこまでではなかった。建物としては東塔地域を散策した。他のエリアにも観光する場所があるのだが如何せん山の中で移動時間がかかるということでこのエリアの散策のみで下山。個人的には鐘を突いたことが最も楽しかったという何とも言えぬ気持になった。

清水寺

拝観料:400円

おすすめ度:★★★★★

混雑度:かなり混雑いている(平日昼)

色つき:一部見ごろ

王道にして至高とはこの寺のことを言うのだろう。観光客も多く、修学旅行生が多いのでかなり混雑しているが、写真スポットは譲り合いで比較的確保できる。写真の時点ではこの状態でもまだ色づき始めとのことでこれ以上が楽しめるとはポテンシャルを感じざるを得ない。この次の週から夜間のライトアップが始まるとのことでさらなる感動を味わえる予感。正直王道過ぎて何度か行ったことのある寺院はあまり行く気はなかったのだが、やはり有名寺院にはそれ相応の魅力がちゃんとあるものだなぁと実感するばかりであった。

圓光寺

拝観料:1000円

おすすめ度:★★★★★

混雑度:混雑している(平日昼)

色づき:一部見ごろ

予約が必要な寺院。ただ実際に行ってみたところ予約なしでも自由に拝観可能とのこと。1番の見どころは額縁のような室内から庭園を眺められるスポット。人が群がっていたが、皆部屋の後ろの方で他人の画角に入り込まないような配慮ができていた。円山応挙の竹林図屏風が不意打ちで見られた。勿論、有名な額縁庭園も素晴らしいが、少し山がちな地形をいかして建物の裏手の山から見える紅葉と街がみられこちらも満足感があった。

詩仙堂

拝観料:500円

おすすめ度:★★★★

混雑度:やや混雑している(平日昼)

色づき:見ごろ

圓光寺から大原に向かうバスの時間調整に近くの詩仙堂に立ち寄った。よくある日本庭園がみられる堂かと思ったが葉の色付きがちょうどよく、丸く刈り取られた植え込みも特徴的であった。日本庭園の裏側にも意外に広い庭が広がっており、いい意味で期待を裏切った。満足感があった。

三千院(宝泉院)

拝観料:700円

おすすめ度:★★★★★

混雑度:混雑している(平日昼)

色づき:見ごろ

大原というアクセスしにくい地。山の方であり寒いが他の地域と比べると色づきが進んでいると聞き駆けつけた。緑も混じりながらも市内と比べていい具合に紅葉しており、地面の苔が敷き詰められているさまが紅葉と相まって非常に美しい景観を造り上げていた。他の寺と比較すると、まっすぐな木がいくつかあってこれが景観にアクセントを加えていた。院内は広く、少し上ったところでは梅茶を無料でいただけた。観光客も多かったが他にはない唯一無二の景観で非常に満足であった。

 

宝泉院

拝観料:800円(抹茶、御茶菓子付き)

おすすめ度:★★★★☆

混雑度:やや混雑している(平日昼)

色づき:見ごろ

この付近には三千院を含め3、4つの院が点在しているがおそらく三千院の次の見どころとして上がるのが宝泉院ではないだろうか。額縁のような室内がある点は圓光寺に似ている。拝観料に抹茶とお茶菓子がついており、高樹齢の松と美しい庭を眺めながらいただけるという贅沢。やや、葉が散りつつあった。

知恩院

拝観料:800円(SNSフォローで100円引き)

おすすめ度:★★★☆☆

混雑度:比較的空いている(平日夜)

色づき:光が強くてよくわからなかった。

夜、祇園方面から歩いていたらやたら光っている寺院があったため何となく寄ってみた。全体的に建物ひとつひとつが大きくて壮大なイメージ。ただ個人的には寺院にも関わらずクリスマスイルミネーションかのようにピカピカ光すぎており。そのセンスはいただけないとは思った。このライトアップならば紅葉の必要はなかったのではないかと感じた次第。

哲学の道

おすすめ度:★★☆☆☆

色づき:終わり気味?

路の両側の木は葉が落ちていた。右手の山側の紅葉が期待できるのかできないのかよくわからなかった。あえて行く場所というよりかは、南禅寺あたりから銀閣方面に歩いていくときに立ち寄るくらいでよいのではないか。

今回の旅行の後悔ポイント

瑠璃光院の予約競争に出遅れたこと。

交通費をケチって山道を歩きすぎて疲労の蓄積が大きかったこと。

山へ行ったり京都の地理的状況からこの時期かなり寒くなる場面があるのだが服装をミスしたこと。

 

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